いつの間にか、梅雨も明けてしまいました。今年は雨の日は比較的少なく、降る日は沢山の雨量で滝の様、という日があったと思います。
物事をやるときは集中してこなし、沢山の量をこなせと暗にほのめかすようです。
ここ数日のうちのモデルになっていただいたお客様の手術直後の画像を見ていただきましょう。
術前です。他クリニックで鼻先の手術はオープンアプローチ(つまり、鼻柱を横断する切開法)でなければ、十分に治療できないと説明されたという方でした。
いわゆる「BOXタイプ」の鼻尖形状です。左右の軟骨の中間脚部位が離れて見えるのを中心部分に寄せるのに加え、取り除いた軟部組織を鼻先に少し載せる形としました。
手術直後です。鼻先は細く尖った形状になりました。
傷跡は下から覗いても、他人に分からないものです。
続きまして、二例目の画像を見ていきましょう。
術前です。 以前に鼻の手術治療経験のあるお客様です。右の鼻腔内に切開跡がございます。(いわゆる、鼻孔縁切開法で治療されています。)
今回は曲がってしまっているプロテーゼの治療と鼻先形状を細く見せることをご依頼いただきました。
以前の切開部位よりも奥でアプローチいたしましたが、癒着を剥離し、被膜の切除と被膜の下に新しい剥離層を作りました。
そして、その新しい剝離層に手術用の精密やすりで中を粗に(つまりざらざら状態として、滑りにくいようにしてあります)さらにはプロテーゼにコヒーシブ形状を設けて、ズレにくいように工夫をいたしました。
固定は少し大変と思いますが、ご辛抱いただきたいと思います。
銀座院をご贔屓いただき、誠に感謝いたします。
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