去る5月26日、党の中小企業・小規模事業者政策調査会として、宮城県を視察しました。
 塩竈市の水産会社、岩沼市の食品会社、白石温麺協同組合を訪問し、経営者の方から現場の声を伺うとともに、宮城県庁において村井宮城県知事と意見交換会を行いました。
 震災で被災した企業も、順調に業績が回復している企業と、そうでない企業に二極化が進んでおり、その分かれ目は「どれだけ早く事業再開出来たか」にあるとの話を多くの方から伺いました。経営再開までに3ヶ月以上かかると、再開出来た時には得意先が奪われており、販路拡大に非常に苦労するそうです。また、地元さいたまでもよく話題に上がりますが、人手不足・資源高の悩みも多数伺いました。
 こうした事業者の方々から伺った声を、現在策定中の中小企業版の成長戦略に反映をさせていきたいと思います。
(写真は村井宮城県知事と。「村井さんに悪い人はいない」と声を掛けてもらいました。)