週末はずーっと野球を観ていた.3連戦の間ずーっとテレビの前から離れなかったのは多分初めてだと思う.
初戦の中畑清,原辰徳が江川卓とともに揃い踏みした放送席はこの上なく可笑しく,この上なく絶品だった.
4年間に渡って弱者だったチームに厳しくも種を撒き続けたキヨシだからこそ指摘できる話もさることながら,
決して結果ではなく,そこに至るプロセスを問う原辰徳も,まだ感覚だけは現場の最前線に居る身だったんだろうなと思う.
「3ボール1ストライクから,最も自信のあるボールでもっとも厳しいコースを責めなければいけなかった.その選択が外角へのチェンジアップであったのかどうかということを問いたい」とは,決勝となる筒香の2点本塁打をマイコラス-小林のバッテリーが被弾したシーンを評した原のコメントである.
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仕事とは「わらしべ長者」だ.社会人1年目に自分が出会ったあの言葉は僕にとって忘れがたい.
今僕が出しているチームに対する価値は,それに見合う以上のものをチームから与えてもらえるだけの何物かであるのか,僕は自分に問いたい.そう思った1日だった.
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少し時間がかかってしまったが,自分のデスクで利用する 4K ディスプレイや Magic Trackpad, ラップトップスタンドなどが届いた.
コードを書いて動かしてナンボのソフトウェアエンジニアにとって,不自由のない環境を作ってもらっているというのは,アマチュアスポーツの世界からプロの選手になったような気持ちにもなる.決してエラくなったというわけでもないし,前職の環境を Dis ろうというわけでもないのだけど,「あなたの職務にとにかく集中してください」と気を遣ってもらうことは,悪いことじゃない.
4K である必要があったのかはわからないけれどもね.