無添加パン屋むーにゃんの店長ブログ -2ページ目

花粉症の対策、予告編

花粉症の対策、予告編

花粉症の予防と対策について、無添加パン屋ならではの切り口でお伝えしたいと思っています。

今回は予告編で、花粉症の攻略エッセンスです。

花粉が飛ぶシーズンになりますと、目がかゆくなる、くしゃみがでる,鼻水がでる、のどが・・・・
などの症状がでる人は、それこそ、「正常」です。

健康な免疫反応をしています。これが暴走してしまうのが花粉症です。

初期の軽い症状が全く出ない人は、心配した方がいいくらいです。余談ですが、一般に花粉症を持っている人の方が、がんにかかりにくいものです。

それでも、花粉シーズンは花粉症の人にとってつらいのは変わりません。
一番の対策は、ご自分の免疫力を高めること、正確には、免疫の暴走をなくすことです。

そこで、対策のエッセンスをご案内します。
以下に、理想的な順番に説明しています。①が最も良く、できれば⑤⑥は避けたいものです。
もちろん当たり前の対策は、花粉を存分に浴びないことです。花粉がほとんど飛ばないところへ引っ越しができないならば、飛散日時をさけるとか、傘、マス ク、メガネ、コートなどの花粉を防護するための対策等は、貴方は既に始めていることでしょう。あたりまえの健康的食生活、生活習慣も貴方にとって周知して いるとおりです。

 

 

それでは、8つの対策です。

①子どもの頃に、野山を駆け回る生活をすることです。「えっ?そんなこと言われても、もう遅いです!」でしょうか(笑)。
②数年かけて免疫対策をすることです。「数年っ? 困っているのは今です!」ですよね(泣)。
③短期間でできる生活習慣の改善をすることです。
④ビタミンCをとることです。
⑤花粉エキスを皮下注射、または舌下で摂ることです。
⑥花粉症の薬・処置をすることです。
以上です。

⑥以外、全てに共通することは、免疫力を健全に発達させたり、回復させたりすることです。
いかがですか。具体的には、次回ご説明します.お楽しみに♪

”自然界の「若返り」と人間の「若返り」”

”自然界の「若返り」と人間の「若返り」”

今月の新むーにゃん新聞の「今月のHealth情報 」で、かわいらしい小ちゃなクラゲの「若返り」をお話ししました。このとき、ご紹介できなかった“こぼれ話”をお届け致します。

 

イタリアの科学者によって地中海で見つけられたこの小ちゃなクラゲは、歳をとったら若返り、そしてまた歳をとったら若返りを繰り返し、永遠に命をつないでいます。大きさは1センチにもなりません。

 

 

イタリア、地中海、若返りを繰り返しながら永遠に生き続ける生命・・・これだけで何となく、絵になりますね。

 

ベニクラゲの「若返り」が日本に紹介されたのは、発見から数年後のNHKテレビでした。その後ドラマ等にも登場していますが、もう一つインパクトがなく て、人々への影響は小さく、自然界で「若返り」しているベニクラゲのことはあまり知られていません。ましてや、日本人の科学者によって、2番目の発見とな る若返りするヤワラクラゲについては、ほとんど知られていないようです。

 

一方、人間の「若返り」については、山中伸弥先生の発見したiPS細胞により、「若返り」の現実味がでてきて、日本だけでなく世界にも大きな衝撃をあたえました。

 

ここまでくると、人はついに神の領域にまで踏み込んでしまった感があります。人々は、まだ、心の準備もできていなく、また社会は、その受け入れ準備もまっ たくない、まっさらの白紙の状態で、「若返り」の現実性がでてきてしまいました。繰り返しますが、iPS細胞を人の「若返り」に応用することは、法律で厳 しく禁じられています。

 

以前、試験管ベイビーという、試験管(正確には特殊な容器)のなかで卵子と精子を受精させてお母さんのお腹にもどして生まれてきた赤ちゃんが話題になりました。そして、ちょうど今から20年前クローン羊「ドリー」があらわれて、世界がどよめきました。

皮膚を子どもに変えて生ませる技術です。
これは既に実用化されました。欲しい動物と全く同じ遺伝子をもつ動物を、まるでコピー機で印刷するように増やして行く技術です。

このとき問題になったのは、人でこれをやってもいいかということでした。もちろん今も当時も、法律で禁じられています。でも、そんな法律が無い国の方がたくさんあるのです。

 

詳しくは省きますが、既にこれを実施した研究者が実際にいます。私たちの社会にコピー人間がたくさんいるとは言いませんが、いる可能性は小さくありません。


もし、あなたが、世界的大富豪で、もし、愛してやまないご子息をなくし、もし、もう子どもができないばあいに、どうするでしょうか。ましてや、iPS細胞 の技術で、無くなったご子息とまったく同一の赤ちゃんが一年後にできると知っている場合、一体あなたは、どうされるでしょうか。これに対する答えは、人に よって違うでしょうが、すくなくとも心の葛藤はあるのではないでしょうか。

 

今、少なくとも先進国間では法律で禁じられていますが、先進国でも、似た様なことがなし崩し的に行われていることがあります。

 

デザイナーベイビーという技術です。生まれてくる自分の子どもの遺伝子を、まるでオーダーメイドの服をつくるようにかえるものです。たとえば、美しく、頭がよく、スポーツ万能の子どもにするというものです。

 

学会では、このデザイナーベイビーの誕生はもうすぐだと言われています。20年もしたら、クラスメイトは、みんな映画スターのように美しく、オリンピックにでて、しかも学業優秀ばっかりで、自分は普通の人間なので親に文句を言うシーンがくるというのです。

 

地中海の海のなかで、太古の昔から若返りを繰り返しながら永遠の命をもちつづけているベニクラゲと、人類が突然手にいれた「若返り」の技術を思い重ねる と、iPS細胞でとことん“理想的”(実はこれが大問題ですが)な人間を作って行くのも人類が突きつけられた選択肢なのかもしれません。いろいろな価値観 をもつ”小池塾”ができて、信頼できるリーダーが続々とでてくることを願っています。

 

ライ麦パンは、食べる人にとっても、作る人にとっても、そして売る人にとっても特別なパン。

 

 

ライ麦パンは、「黒パン」とか「ドイツパン」とも呼ばれ、ドイツなどヨーロッパの人々を一万年以上も養い育ててきたパンです。

 

日本ではライ麦パンは、なにか特別な感じがあります。通常、パンのイメージは「ふっくら、ふわふわしている」「しっとり優しい甘みがある」などが主流です。

 

ライ麦パンは、これらとは全く逆です。「生地がしっかりして堅い」「麦の濃厚な香りがするが、しっとりしてない」などです。また、ライ麦パンは、作る人に

とっても特別なパンです。作るのに苦労します。小麦パンのように、簡単に膨らまない。手順をしっかり守っているのに、日によって、なぜかうまく出来ないときがあります。ましてや、これを無添加で作るとなると、さらに難しさが加わります。

添加物をいれないと、予想以上に堅いパンになったり、しっとり感がないボロボロのパンになります。

これを簡単に防ぐために、無機塩類のイーストフードとか、界面活性作用がある乳化剤などの添加物を使います。

 

むーにゃんは、無添加パン屋さんですから、添加物は使いません。だから、無添加のライ麦パンをお店に出すには相当の覚悟が必要と思います。19年前、無添加パン屋「むーにゃん」を作った店長さんは、この覚悟をしたと思います。

 

そして、ライ麦パンは、売る人にとっても苦労の多いパンです。ライ麦パン専門のお店がいくつかありますが、よく売れますか?とオーナーに伺っても、「売れるまで10年はおろか、何十年とかかりました」でした。

 

では、なぜこうまでしてライ麦パンを作って売るのでしょうか。これを一言でいいますと、ライ麦パンは「健康パンの王様」だからです。たいへん魅力があります。パン屋にとってはあこがれの的なのです。

 

数年前、米国のラスベガスで行われたアンチエイジングの国際会議で、ライ麦パンについての研究発表がありました。ライ麦パンがアンチエイジングに役立つ事が科学的に証明され、ライ麦パンを日常の生活に取り入れる重要性が報告されました。やはりライ麦パンは「健康パンの王様」でした。

子供の将来に力を注ぐ国、フィンランド

子供の将来に力を注ぐ国、フィンランド

 

オリンピックはスポーツだけでなく、学力を競い合うオリンピックもあります。

国際学力比較調査(PISA)と言われているもので、国語、算数、理科について15歳の学力を競い合うものです。

 

日本がトップか、それとも中国・韓国かと思っていたら、フィンランドが常に上位ランクイン。フィンランドは、ちなみに2004年に世界一になっています。

 

フィンランドは、ヨーロッパの北にある国で、人口あたりのノーベル賞の数は日本より断トツに多いところです。

フィンランドは、教育の分野でも世界トップの国として、日本はもとより世界中からフィンランドの学校に視察がいっています。将来、教育の世界を目指す人は必見の価値がある国といえます。

わたしは、以前、北欧のバイオ視察団に参加する機会があったので、フィンランドにも足を運んだ事があります。フィンランドを訪れて驚いた事は、第一印象が「なんて地味なところなんだろう!」でした(ごめんなさい)。これが、世界が注目する国なの? これが国際的に学力がトップの国なの?これが、日本が到底追いつけない高い創造力を生み出す国なの?でした。

きっと、フィンランドでは「子供」に愛情とお金を注ぎ込む事を大切にしていんでしょうね。

 

“無添加のチョコレートってほんとに作れるのですか?”

無添加のチョコレートって本当に作れるのでしょうか?
チョコレートの原料同士は、なかなか混ざり合いません。
家庭でココアを作るときも、チョコレートと同じ原料のカカオパウダーをつかいます。ミルクをつかっても、なかなか上手に混ざりません。レシピ通りしても、置いておくと分離してしまいます。

チョコレートを作るとき、この問題があります。カカオパウダーを均一に混ぜないと美味しいものができません。そこで、添加物の「乳化剤」の登場です。これがあれば、楽に混ぜるとができます。

次は「香料」です。本物の香料であるバニラビーンズを使えばいいのですが、チョコレートを大量に安価につくるには、添加物である「香料」を使うことになります。

このように、チョコレートをつくるには、添加物である「乳化剤」と「香料」をどうしても使わざるを得ない事情があります。

 

だとしたら・・・、本当に無添加のチョコレートなんて、手に入らないんだ。

 

でも、この広い世界には、さがせば、ほんものの無添加チョコレートがあります。製造法は、気の遠くなるほどの時間をかけて、カカオパウダーとココアバターとバニラビーンズを混ぜ合わせるのです。原理的には砕いた原料を石臼(いしうす)でひくような感じです。

このチョコレートを使ったのがむーにゃんのチョコレート

パンです。ストイックなこだわりで作ったパンをバレンタインの機会にぜひお楽しみください。

そうそう忘れるところでした。召し上がる前に、西北西のスエーデンに向かってお祈りしてください。「どうか、私の大切な人が、いつかノーベル賞をとれますように!」と♪

「チョコレートをたくさん食べる国ほど、ノーベル賞をたくさんとる!」

「チョコレートをたくさん食べる国ほど、ノーベル賞をたくさんとる!

実は、単なるニュースではありません。世界で最も権威のある医学の研究論文に発表された内容です。

人口あたりに換算するとノーベル賞を沢山とっている国は、群を抜いてスイスです。またスイスは、チョコレートをたくさん食べる事で知られています。

もしかして、チョコレートをたくさん食べるとノーベル賞をたくさんもらえるようになるのでしょうか。

なんと、そんな関係が明らかになったのです!これは冗談ではありません。チョコレートを食べる量とノーベル賞の数との関係を世界の国々で調べてみました。

その結果、人口あたりに換算すると「チョコレートを沢山食べる国ほど、ノーベル賞をたくさん取る!」ことがわかりました。

これはチョコレート会社のコマーシャルではありません。世界で最も権威のある臨床医学誌に5年前に発表された研究です(文献1)。

ちなみに、スイスの人たちがチョコレートを食べる量は、一人当たり年間12kgくらいです。毎月1kgのチョコレートを一生涯たべるわけです。日本人のチョコレート消費量は年間2kg弱で、スイスの1/7程度です。

大切な人にチョコレートをたくさん食べてもらって、ノーベル賞を期待するのもいいですね♪ ただし、無添加のチョコレートを選ぶように配慮してくださいね。
文献1 Messerli,F.H., New Eng.J.Med. 367, 1562, 2012

こんな話題は、タブーです。

こぼればなし “正式の場でのタブーな話題”
今月の新むーにゃん新聞のHealth情報のところで、米国企業で働いていたお話をご紹介しました。そのとき、ご紹介できなかった“こぼれ話”をお届け致します。

米国カリフォルニアのベンチャー企業で働き始めた頃です。
あるとき会議の席で、コーヒーブレークの際に社長が「正式な場で、言ってはいけないタブーがある」と私に話しかけました。
たぶん、私ひとりが日本から来ているので教えてくれたのでしょう。

タブーとは「年齢」と「お金」の話題です。
米国の社会は、世界中から多くの若者が富を求めて集まっています。
だから通常、「年齢」の話題とか「お金」の話題は、自由奔放に話されています。
むしろ、最も興味のある話題です。

ところが、経済を力強く動かしている最先端の企業とか研究所の社会は、年齢とかお金の話題が大変デリケートな話題になります。
もちろん興味は同じくらいもっているのでしょうが、下手をすると周りの人たちのプライドを傷つけたり、誤解されたりします。

たとえば「社長、大変お若くみえますね。おいくつになります?」
「君は、最近活躍していますね。いくら稼いでます?」などと正式の場で言ったら、次の会議にはもう呼ばれなくなっているでしょう。

わたしは、この様な米国社会で6年間住んでいましたから、日本に戻った時はカルチャーショックを受けました。
あるとき、東京のセミナー会場で、中年の紳士に「お若く見えますが、何歳ですか?」と聞かれました(汗)。

日本はまだまだ寛容な国で、相手のプライベートを聞いたりすることがよくあります。
もちろん“郷に入れば郷に従え”ですが、あと3年で東京オリンピックが始まります。
世界中からいろいろな人たちが日本にいらっしゃいます。
郷をもう少し広げるのも良いかもしれません♪

This is a "きな粉餅”/This is a "あんパン”/Here is a "??"

店長のこだわりが作った、新作パンをご紹介します。

 

はじめは「手軽にきな粉がたべれるパンがあればいいな〜♪」という気持ちでした。

 

ご承知のように、きな粉は、味と風味が独特すぎて、料理に入れるには難しい食材です。

 

店長がとった方法は、きな粉の“人格”を生かす黒糖をつかったツブあんを使うことでした。これだけでは、きな粉あんパンとかぶります。

 

そこで、この組み合わせを壊さない第3の食材を探しました。きな粉の代表的な相棒は、昔から餅です。面白い事に、ツブあんの代表的な相棒も、ぜんざいでもおなじみの餅。ということで,きな粉にもツブあんにも相性のよい餅を試してみました。できたものは、今までにあまりないパンになりました。きな粉餅あんパンの誕生です♪

 

「外見から予想されるよりも、もう一歩、深いおいしさが返ってきます」。エネルギーリッチなパンですから、マラソン大会の時に食べたいパンです。トレーニングジムに持っていくのも、いいかもしれません。お楽しみください♪

 

たい平さんに書いてもらった色紙

3年前のことです。ぶらり途中下車の旅で無添加パン屋むーにゃんに、たい平さんが訪れてくださいました。

その時の店長さんとたい平さんのツーショットの写真を、前回アップしました。

今回は,たい平さんって「すごいっ!」と感じた一場面をお送りしますね。

無添加パン屋むーにゃんのお店に訪れたたい平さん。一通りインタビューが終わり、引き上げようとするその時でした。
店長さん独特のKY(空気読めない)がでました(汗)。

店長さんは、前後の文脈も何もなく突然、こう言いました。

店長さん 「それと、もう1つ名物があるのです」
たい平さん「えっ?(汗)。・・・」
店長さん 「想像を絶する堅さのパンがあります!どうぞ召し上がってください。ガチパンせんべいです♪」
たい平さん「ん?! 全く食べれません(笑)。硬すぎ!!(爆)硬〜い!!(泣)。」

テレビにはこのシーンが写されませんでしたが、この後の出来事はたい平さんのお人柄と芸人魂をひしひしと感じさせられた瞬間でした。

撮影時間が押している中、店長さんから色紙に何か書いていただけませんかとお願いすると、懐から何気ない風に筆を取り出し、
即興でさらさらと書いてくださいました。

『むーにゃんさんの
ガチパンせんべいは
受験生にピッタリ
決して夢砕けない
お守りせんべい!
林家たい平』

ね、驚きでしょう?
たい平さんは、即興で書いてくださった。
文章もしゃれていますが、一番こころに響いた事は、たい平さんが
『相手の気持ちを大切にしたい』という想いで一気に書いてくださったことです。

無添加パンに関しては、一歩たりとも妥協しない店長さんと、
芸人魂を秘めたどこまでも笑顔のたい平さん。このチグハグなバトルが前回の写真によく表れています(笑)。

 

無添加パン屋むーにゃんは、この色紙をお店の宝として、棚に飾らせていただいています。

たい平さんがうなった二宮ブランドの“みかピーナ”

たい平さんがうなった二宮ブランドの“みかピーナ”

 

無添加パン屋むーにゃんがテレビで紹介していただいたとき、
お店に立ち寄っていただいたレポーターは、なんと林家たい平さん!!

 

たい平さんに、二宮ブランドの“みかピーナ”を召し上がってもらいました。

 

「いただきま〜す。うん、うん。ピーナツのネ、間(あいだ)をぬってネ、ほのかにミカンの香りがして来ました.美味しいですね!」とよろこんでもらいました。

でも、これは第一ラウンドでした。
次回に続きます♪