東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について、安全性を検証して来たIAEA(国際原子力機構)のグロッシ事務局長が報告書を公表している。
「国際的な安全基準に合致する」とし、人や環境への影響はないとの判断である。
グロッシ事務局長は記者会見でも「科学的評価に自信を持っている」と述べている。IAEAの公式見解は極めて重いと考える。
いたずらに「危ない、危険だ」と声を上げる人もいるが、科学的な裏付けに基づく報告書を理解したい。
マイナンバーカードについても連日報道されているが、これも一部のミスがすべてに影響しているように伝えられ、逆に混乱しているように思われる。
加藤厚生労働大臣は4日の記者会見で、マイナンバーカードと一体のマイナ保険証に別人の医療情報が入っていたことに関し、全国3411団体のうち293団体がひも付け方法が住所を照合しなかったり、正確になされていなかったりの問題があったことを明らかにしている。
マイナンバー制度の不備ではなく、基本の事務的作業での問題である。この点も冷静に考えるべきであり、一方的な思い込みでの批判は避けるべきではないか。
関係省庁がしっかり基本に忠実に実行して行けば済むことではないかと私は楽観的に受け止めている。
読者の皆さんはいかがお考えだろうか。
4日のコメント
さださんのおっしゃる通りです。
ameba19810311さん、個人の力が付くようにしなければならないと思います。
ひでおさん、いつも有難うございます。