昨日18時5分からのNHKテレビ「北の果て一人生きる浜下福蔵 礼文島の漁師詩人92歳 半年の記録」は胸を打つ感動的な番組だった。

 礼文島の漁師として時に詩人であり、書にし、昆布を取り、働きに来ている季節労働の若者と酒を飲みながらの触れ合い、特に50年連れ添った奥さんに先立たれ、しみじみと「いい母さんだった。寂しい」と語る。その姿に神々(こうごう)しさを感じながら、市井(しせい)の中に立派な人がいると改めて教えられた思いである。

 振り返って自分はと自問自答する時、この浜下福蔵さんの万分の一、千分の一、にも達していないと思った。

 一つの仕事はしてきたが、その分家庭を(かえり)みず、亭主としてはイエロー、いやレッドカードだっただろう。それでも我慢してくれてきた家内には頭が上がらない。

 政治家、特に国会議員は本気で仕事をしていくと、お正月もお盆もないものである。家庭の協力なくしてやっていけない職業だ。

 中川一郎先生の秘書時代から54年永田町におり、特に昭和48年結婚してから今年で50年になるが、家内には頭が上がらない。

 浜下福蔵さんが「良い母さんだった」としみじみ発した言葉を私も胸に刻んで参りたい。

 「人生出会い」多くの心ある良い人に巡り会えてきた。私は幸せ者と感謝する次第だ。

 釧路行き朝一便に乗り、日本の最東端根室市の新年交礼会に出席。根室も天気は良く気持ちの良い新年会だった。

 今年こそは元島民の北方領土墓参が実現できるようにと願うものである。

 終戦後引き揚げてきた元島民は17,291人で、令和4年9月現在で5,376人しか残っていない。しかも、平均年齢87歳、人生限られている。先祖の墓を置き、生まれ故郷を離れざるを得なかった元島民の思いを考えるとき、胸が痛む。政治があったと言う年にしたいと決意も新たにした。

 根室も釧路も正月晴れで有難い限りだった。

 

1月1日のコメント

大城達也さん、一緒に声を上げて行きましょう。

袖嶋さん、有難うございます。頑張ります。

ひでおさん、92歳の叔父様に宜しく申して下さい。

tokoton山の男さん、今年も宜しくお願い致します。

Ginaさん、一にも二にも停戦です。

Sugibenさん、評論家はある意味、無責任だと思います。

タコ八郎さん、認識、受け止めて参ります。

 さださん、今年も宜しくお願い致します。

nikoさん、生き様を示して参ります。

 チョモ・ラン・マーさん、そうですね。

一番星さん、お互い頑張りましょう。

 天川亘さん、それぞれ世界でたった一つの命です。守るのが政治の責任です。

 

2日のコメント

チョモ・ラン・マーさん、近隣諸国とは仲良くして折り合いを付けるべきです。

小和田康文さん、勝負の年です。しっかり取り組んで下さい。

 

3日のコメント

sugibenさん、勇将の下に弱卒無しです。

ひでおさん、新しい仕事、頑張って下さい。

さださんのおっしゃる通りです。


※根室市新年交礼会