今日の全国紙朝刊1面トップは、各社合わせたような見出しである。

 読売新聞「国際線予約停止を撤回 オミクロン株 国交相陳謝 首相指示『帰国需要に配慮』」

 朝日新聞は「日本便の予約停止要請撤回 国交省 首相『一部混乱招いた』」

 毎日新聞は「国際線予約一律停止撤回 開始翌日 帰国に配慮 オミクロン株」

 日本経済新聞は1面中段で「国際線、予約再開へ 政府、一律停止要請を撤回」

 東京新聞は「予約停止を一転撤回 国際線 首相、混乱招き陳謝 オミクロン株 対策迷走」と出ている。

 早速、斉藤鉄夫国土交通相は「国民の皆様に大きな混乱を与えてしまい、大変申し訳ない」と謝罪している。

 報道から知る限り、情報の共有が十分なされず、航空局のよかれと思っての判断がことの発端となっているようだが、組織としての責任が当然問われることだろう。

 12月1日の松野官房長官の記者会見で、予約停止を十分把握していない長官の説明によりことが大きくなったが、やはり「ホウ・レン・ソウ」(報告・連絡・相談)、基本を忘れてはならないとつくづく思った次第だ。

 私の各事務所にも何事も「ホウ・レン・ソウ」を徹底するよう指示したところである。

 

※ 外務省JICA(国際協力機構)予算で鈴木俊一財務大臣へ要請。今日も一緒に鈴木貴子代議士と仕事をする事ができた。