最高裁判所第一小法廷は15日、日本郵便の正社員と契約社員との待遇に格差があることについて「格差は不合理」として、扶養手当、年末年始勤務手当、夏季・冬季休暇、病気休暇、祝日給等を認める判決をした。
 13日の最高裁第三小法廷は、東京メトロ子会社、大阪医科大のアルバイト、元契約社員が訴えた賞与や退職金が支払われなかったことについては、「不合理とまでは評価できない」と判断し、非正規側に厳しい結論を出している。
 この2つの判決から、判事の間でも受け止め、考えがさまざまである事が明らかになった。今回のこの2つの判決を機に、これからも「待遇格差」について、いろいろ問題提起が出てくる事だろう。
 「正社員」と「契約社員、臨時職員、アルバイト」とは一定の差があって当然だと私は考えるものだが、何故(なにゆえ)に正社員で、何故(なにゆえ)に非正規、契約社員、アルバイトか、根本的な議論も必要ではないか。
 読者の皆さんは、いかがお考えだろうか。
 昨日のムネオ日記に記した静岡県知事川勝平太氏への直言に対し、多くの人から反応があった。「差別や侮辱、人格否定する川勝は許せない」「上から目線の思いあがった川勝平太」という厳しいものだった。
 山の男さん、伊集院の静寂さん、ひでおさん、さださん、一介の大学教員さん、貴重なお話本当に有難うございました。
 信念を持って鈴木宗男は言うべき事は言って参ります。今後とも宜しくお願い致します。