統合型リゾート(IR)について秋元衆議院議員が逮捕され、連日関連ニュースが飛び交っている。
 捜査している検察側しか知り得ない情報がメディアに出ているが、こうしたやり方も一つの世論誘導、印象捜査と思われる。
 検察はいつの時もリークはないというが、本当だろうか。家宅捜査の時、なぜテレビカメラが現場に来ているのか。どこかで情報が流れているから待機用意しているのではないか。
 静かな環境で真実を明らかにしてほしいものである。
 野党は野党で「疑獄事件だ」(北海道新聞3面)と吠えている。個人の犯した事件を仰々しく政権に政局に絡めようとするだけでも野党のレベルが問われる。
 私がこうして指摘するのは18年前の「ムネオバッシング」である。ないことないこと裏付けのない間違った情報リークで「何でも悪いのは宗男だ」と作られてしまった。
その私の経験からも野党は検察官でもなければ裁判官でもない。いわんや捜査にタッチしているのでもない。
 普段は人権やプライバシーを言う人に限って正義の味方宜しく、声高にものを言うことに憤りを感じる。
 思い出してほしい。北方領土人道支援でのムネオハウス、アフリカ人道支援で疑惑の総合デパート、総合商社と国会で言われたが、私はこれらで事件になったり、逮捕されたことはない。その経験からの私の思いである。
 ことのなり行きをよく見てから、一定の捜査結果が出てからものを言うべきである。
今回の件で北海道の留寿都村が舞台になり、利用されていることに北海道のイメージを壊されたのではないかと腹立たしさを感じる。 
今後の展開をよく見て行きたい。
 昨日は札幌から女満別に飛び、北見事務所に入り、今日は帯広事務所で一年の納めをする。
 今年も残すところ今日を含めて5日である。
 読者の皆さんも慌ただしい日々をお送りのこととお察し申し上げる次第である。