関西電力が昨日、八木誠会長と岩根茂樹社長が記者会見したが、読者の皆さんはあの会見を見てどう受け止めたでしょうか。
 私はニュースで見る限り、八木会長、岩根社長は全く反省がないと受け止めた。
特に八木会長が「皆さんに多大なご迷惑をかけたことに」と言っているが、「誰も迷惑を受けた」とは思っていない。事実はどうなのか。どうしてこんなことがまかり通るかという憤りを感じた。
 八木会長もそれなりの人物で今日(こんにち)あると思うが、人としての心構え、人間としてのありよう、基本についてなっていないと断じたい。
 元助役から多額の金品を受け取っていながら、そのこと自体何も感じていないとは驚きである。
 特に億以上の相当金額を受け取っていた豊松元副社長、鈴木常務は、本人自ら説明責任を果たすべきではないか。
 臭い物に蓋では治まらない。国が関わる電子力発電が、理解の出来ないやり方で工事が進められていたことに唖然とする。
 もし、手抜き工事などがあったとしたら、何かの時どうなるのか。今一度きちんと安全基準を満たしているかどうかもチェックする必要があるのではないか。
 それまでは原発稼働はストップすべきと思うが、読者の皆さんはいかがお考えだろうか。
 腑に落ちない訳の分からない元助役と関電の関係である。そこを説明するのが関電の義務、責任と思うのだが。今後の展開を見守りたい。
 明日から国会なので議員会館も今日から人の出入り等、賑やかになってきた。
外気は10月に入っても夏日であり暑い。臨時国会も熱い議論がなされることだろう。
国民が納得する中身のある質疑を期待したい。