福井県高浜町の森山栄治元助役から関西電力の役員ら20人に3億2千万円渡していたことが連日報道されているが、関西電力はきちんと説明責任を果たしているだろうか。
 「個別のことには答えない」という役員の応答に何を考えているのかという思いである。
 電力会社は民間とはいえ、国との関係はさまざまな面でかかわりがあり、公営企業と言ってもよい側面がある。その重み、責任を役員はどれほど考えているのか。
 菅官房長官は午前の記者会見で「国民の疑念に応えるようしっかりした説明が必要だ」と述べたことが報道されている。全くその通りである。
 昔を振り返れば電力会社お抱えの評論家が多額の講演料をもらい、テレビ出演していたことを想い出すが、その当時、電力会社の力は大したものだとただただ感心していたが、何かの目的があっての額だと考えると腹立たしくなる。
 関西電力は菅原一秀経済産業大臣が「徹底してうみを出し切るよう伝えた」と調査委員会の設置について連絡があった際述べた言葉を重く真摯に受け止め実行して、一日も早い信頼回復に努めて戴きたい。