昨日最高裁判所は、1979年10月15日鹿児島県大崎町で起きた殺人と死体遺棄、いわゆる大崎事件で鹿児島地裁、福岡高裁宮崎支部が出した再審を認めなかった。
 地方裁判所、高等裁判所の判事、裁判官はそれぞれ司法試験を合格している。
 最高裁判事の中には、官僚経験はあっても、司法試験には合格していない人もいる。司法試験に合格していない人が「命」の判断をすることに私は以前から疑問を持っている。
 鹿児島地裁の判事も福岡高裁宮崎支部の判事も、裏付けを持っての再審判決だったと思うが、かつて最高裁を最高政治裁判所と知の巨人佐藤優さんは本に書いていたが、昨日の決定で佐藤さんの分析は当然だと思った次第である。
 1月に虐待死した栗原心愛さんの母親に対する判決が千葉地裁であり、母親に対し執行猶予5年だった。
 我が子を殺しておきながら、この程度の罪かとこれまた驚いた。
 裁判長は「父親が支配し指示に迎合した」と認定しているが、子供の命を守るのが親の役目と考える時、何か腑に落ちない。
 読者の皆さんはどんな受け止めだろうか。
 今までいろんな選挙にかかわってきたが、自分が比例代表(全国区)に出るとなると先ず遊説日程をどうしようかと頭を悩ます。
 狭い日本というが、17日間で廻るには限りがある。効率的になるべく一県でも多く訴えたいと考えている。
 7月4日公示日は、北方領土問題解決の思いを込めて11時から日本の最東端根室市納沙布岬オーロラタワーで出陣式。
 12時から根室市内商工会館で演説会。14時、七つ道具を中標津空港で受け取り、中標津町、別海町、標津町、羅臼町を遊説し女満別空港から20時10分発の最終便で東京に戻る。
 7月5日(2日目)は、羽田6時10分発で石垣島、日本の最西端与那国島、宮古島、那覇市内で遊説し最終便で東京に戻る。
 7月6日(3日目)は8時から9時半まで都内を遊説して、10時半羽田発で千歳に向かい、飛行機を乗り換え、利尻島に向かう。利尻町、利尻富士町で遊説し、フェリーで稚内港に向かい、日本の最北端稚内市内で遊説の予定である。
 3日間で日本の最東端、最西端、最北端、日本列島をまさに横断である。
 ダイナミックに動き廻り、悔いのない鈴木宗男最後の戦いをスタートしたい。