昨日の産経新聞27面囲み記事に「『日韓融和に尽力』新大久保駅事故で犠牲留学生の父しのぶ」という記事が目にとまった。
 覚えている人もいると思うが、平成13年JR新大久保駅で、ホームから転落した日本人を救おうと列車が来たにもかかわらず飛び込んで犠牲になった韓国人留学生李秀賢さん(当時26歳)のことが大きな感動と話題になった。お父さんが今年3月亡くなり、関係者が偲ぶ会を開いたというのである。
 李秀賢さんを称え、贈られた見舞金を父親李盛大さんは、奨学金としてアジア18カ国・地域からの日本への留学生計897人に支給してきたという。
李秀賢さんが「日韓の懸け橋になろう」という思いで日本に留学され、その志を受け継いだのである。
 今の日韓関係を見る時、この李さん親子に学ぶことが多い、いや、あるのではとつくづく思いながら、親子のご冥福を祈るものである。
 昨日午後、札幌から東京に戻り国技館に向かう。平成最初の場所(平成元年1月場所)千秋楽にも足を運んだので、令和元年最初の場所もと思ってのことである。
 来日中のトランプ大統領が観戦され、館内は大歓声だった。安倍総理自ら内閣総理大臣杯を渡した際も拍手と大声援で、安倍総理の人気、支持が伝わってきた。
 終了後、入院し、種々手術へのスケジュール等受ける。
 9時から手術の予定である。少しの緊張感が出てきた。明日、手術結果を報告します。