22日の日露首脳会談についてメディアは、領土問題について成果がなかったというような後ろ向きの取り上げ方だが、私は一歩も二歩も前進した会談だと考える。
 プーチン大統領はシンガポールの会談では、安倍首相と1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速することを合意した。
 今回は1956年宣言を基礎として平和条約交渉の加速を約束したと述べている。合意と約束では大きな違いである。
 日ソ共同宣言に基づいて北方領土を解決する意味である。また、相互に受け入れられる決定に至る条件を決めるには時間がかかるとも言っている。
 安倍総理が言うように、戦後73年経っても解決できなかった問題がおいそれと一回や二回の会談でケリが付くものではないと私も思う。
 国境線を画定して平和条約を結ぶことで領土問題も解決する。安定した強いリーダーの下でしか解決はない。
 安倍総理とプーチン大統領でしか歴史は作れないと確信し、全幅の信頼を持って安倍総理頑張れのエールを送り続けたい。