また痛ましい事件が起きている。宮城県で0歳男児にミルクを与えず衰弱死をさせた母親が逮捕されている。
 10日前からミルクを買うお金がなかったとのことで、赤ちゃんは脱水症状と栄養失調で飢餓状態での死である。
 少子化で一人の子供の命がいかに大切かという時代に、何という出来事か。親として、いや人間として何を考えていたのかという憤り、腹立たしさが込み上げてくる。
 上の二人の子供は児童相談所に預けているなら、なぜ児童相談所に相談しなかったのか。やるべきこと、するべきことがあったのではないか。
お父さんと一緒にいるなら、一番身近な父親も責任がある。どんな生活状態か知っているはずだから。
 モノ余りの日本と言われ、モノ豊かにして心貧しき日本人と揶揄される悪い面がまた出てしまった。
 せっかく誕生した命が、何とも悲しい出来事に言いようのない虚しさが込み上げてくる。
 28日から始まる通常国会では、社会問題として子供の虐待、弱者に対する配慮、支援等々、真剣な質疑をしてほしい。
 今の日本の深刻な一面をしっかり取り上げて、安心した社会にしてほしいと願ってやまない。
午前中、事務所に出てテレビ局の取材を受け、正午から千葉県幕張で私が後援会の役員を務めるプロ野球ロッテ球団の角中勝也選手の恒例の激励会に出席する。
夕方の便で札幌に向かい、18時から日露関係に永年尽力されている根本清一さんの北海道社会貢献賞受賞を祝う会に出席する。
ロシアにかける熱い思いを持った根本さんを称えたい。

※プロ野球ロッテ球団の角中勝也選手の恒例の激励会
※根本清一さんの北海道社会貢献賞受賞を祝う会