韓国最高裁が元徴用工への賠償を命じた訴訟で、日本は韓国に1965年の日韓請求権協定に基づく政府間協議を韓国政府に要請した。
しかし、韓国が応じることはないと思うのだが。
 1965年、日韓両国が国交正常化を定めた日韓基本条約と合わせて締結された日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決した」となっている内容、約束が、時が過ぎると反故になるのか。なんとも不思議な事態である。
 日韓関係は「一衣帯水(いちいたいすい)」の関係とお互い言っていた時代が懐かしい。隣国である以上、折り合いを付けながら友好関係を保つのが一番である。
 韓国政府が約束を守ることを願うのみである。
 それにしてもどうして日韓関係がこんなことになって行くのか。日韓正常化に汗した大野伴睦先生、宇野宗佑先生、中川一郎先生、朴正煕大統領、金鍾泌首相らは今頃「どうなっているんだ」と目を白黒させているのではないか。韓国側の大人の対応を期待したい。
 北海道新聞4面に「馬毛島買収 年内に決着へ 160億円当初より大幅増」という見出し記事がある。
 当初政府は、約45億円から50億円を提示したのに対し、所有会社は400億円を超える要求で双方開きが大きく、交渉は難航したとされるが、米軍空母艦載機離着陸訓練施設建設のためにこれほどの国民の税金を投入していいのか。
 所有者も国益の観点からこれまでの必要経費を差し引いた額で譲るべきでないのか。これまでも曰(いわ)く因縁(いんねん)ある場所なので首を傾げざるを得ない。
 国民への説明責任が求められることだろう。
 苫小牧市で11時半から大変お世話になっている女性組織「八重桜会」新年会に出席。女性のパワーに圧倒されながら元気をもらい有難い限りだ。
 15時50分千歳発で釧路に向かい、18時から鈴木宗男・鈴木貴子後援会新年交礼会。大勢の人にご出席戴き、盛大に行うことが出来た。
 残念ながら鈴木貴子代議士は防衛大臣政務官の仕事で来られず、ライブ中継での挨拶だった。便利な時代だとつくづく感じたものである。

※八重桜会新年会




※釧路市での鈴木宗男・鈴木貴子後援会新年交礼会