英王室のヘンリー王子と、米国人のメーガン・マークルさんの結婚式の様子をテレビは中継していた。
 報道によると「けんか、大麻『反逆王子』」「花嫁は離婚歴ある米国人」「開かれた王室象徴」(北海道新聞30面)と大見出しで出ている。
 英王族男性として米国人女性との結婚は80年ぶりとのことだ。威厳、格式、伝統を重んじる英王室に新しい変化をもたらす今回の慶事とメディアは報じている。何よりも英国中が祝賀ムードに包まれているということが一番ではないか。
 釧路は昨日と打って変わって今日は春日和である。朝早くに釧路を出て根室に向かい、根室市歯舞漁業協同組合の「第6回おさかな祭り」に出席。新鮮なとれたての魚の販売や、漁協女性部の皆さんの手作りの料理に列が出来ていた。まさに地産地消の見本である。
 北方領土に一番近い場所で、国後島を身近に眺めながら北方領土問題の一日も早い解決を願ったものである。
 正午から元島民の代表者と懇談。千島歯舞諸島居住者連盟 脇紀美夫理事長も来て下さり、元島民の思いを伺うことが出来た。政府関係者にしっかり伝えて参りたい。
 18時から阿寒湖畔鶴雅で大誉地中学のクラス会。中学1年生の時、作文で「将来政治家になる」と書いたが、教科担任の藤原正義先生も参加して下さり、昔話に花が咲いた。かけがえのない故郷を共にした恩師、友は人生の財産である。
 もし神様が、今一度人生いつの時代に戻りたいか叶えてやろうといわれたら、夢多き中学時代かと思いながら、生きている、生かされていることに心から感謝するものである。
 釧路、根室は桜が満開を過ぎ一部葉桜になっているが、日本最東端の桜は内地とは違った趣(おもむき)がある。自然の成せる芸術に何ともいえぬ癒しを戴いた。

※第6回おさかな祭り

※元島民の代表者と懇談

※大誉地中学校のクラス会
※釧路町内の桜

※根室市内の桜

※別海町内の桜