読売新聞朝刊34面に「東郷元外相 妻の献身 A級戦犯で投獄 釈放訴える手紙 英政治家に送った11通発見」という見出し記事がある。
 東郷茂徳元外相のエディ夫人はA級戦犯として禁錮20年の判決を受け病状もあり早期釈放を求めたもので、当時の切実な思いが伝わってくる。
 残念ながら獄中で病気の為、東郷茂徳外相は亡くなってしまったが、妻が英国の内閣官房長に手紙を送っていたこと、高松宮妃がエディ夫人に送った手紙の中に米国駐日大使グルーにも東郷外相救出を訴える手紙を出したことも記事の中にある。
夫婦の絆、夫婦愛の重さを感じながら、東京裁判はなんだったのかと自民自答するものである。
 勝った者が善で、負けたものが悪というやり方は、公平・公正ではない。犠牲になった方々が不憫である。
 大相撲の冬巡業が昨日からスタートした。広報部長の春日野親方が巡業部長代理を務め「何かあったら、すぐに親方衆に報告するように」と力士に訓示したそうだが、貴乃花親方はどう受け止めているだろうか。
 日馬富士暴行問題のもう一方の当事者である貴ノ岩は休場届を出したそうだが、医者の診断書は10月26日から全治2週間となっていた。
これからすると九州場所も出場できたことになるが休場した。それから更に1か月以上も経っており、病院に行ったのだろうか。
 昨日までに診断書は相撲協会巡業部には届いていないと報道されている。身勝手な振る舞いに基本がなっていないことが問題を複雑化し、日馬富士の引退に繋がった。国技大相撲を傷つけた責任は重大である。
 「最近、テレビに貴乃花親方の母親、そして奥さんが出ている。全く事件と関係ない人を出し、事件と関係ない話をしている。一種の印象操作と思える。貴乃花本人が何も語らないのが問題なのに無言でいることを正当化しようとする雰囲気作りは納得がいかない」といった声があったことを読者の皆さんにご紹介したい。