臨時国会での所信表明や代表質問をしないでの解散に野党は反発していると報道されている。
 6月、都議会議員選挙の日程が決まっているため、通常国会を延長せず開期で閉じた時、野党はそれならば「解散をすれ」と声高に言った。
 3カ月も経たないのに「解散」というと「暴挙」だと言う。このブレが国民の信頼を得られない基だろう。
 野党は選挙で勝って初めて政権交代可能な状況が作れるのである。選挙は国民に直接訴えることが出来るチャンスである。そのチャンスを否定してどうして二大政党、責任野党と言えるだろうか。
 森友学園、加計学園隠しだと野党は言うが、それならばお尋ねしたい。森友問題で加計学園の獣医学部の件で国民の誰が被害、損害を受けたのだろうか。誰が迷惑を被ったであろうか。
 53年ぶりに獣医学部が出来ることはペットを守り畜産振興の上でプラスはあってもマイナスはない。しかも四国には初めての獣医学部である。
 森友学園にしても補助金詐欺の疑いのある籠池理事長に問題があるのであって政府に問題はあるのだろうか。
 15年前、ムネオハウス・アフリカODA・北方領土人道支援で私は言われなきバッシングを受けたが、事件になったものはない。
 密室で一般の立場の弱い人が、検察が自分たちのシナリオ・ストーリーに添って誘導、誤導、圧力で事件を作っていたものである。
 天国と地獄を経験した私としては、一方的な事実でない裏付けのない話を神聖なる国会でするべきではないと強く申し上げたい。
 でっち上げみたいな話は私の時で止めてほしいと願っていたが、16年経っても続いている現状を見る時、国会がどうなっているのかと疑問を持つものである。
 この進化しない閉塞した国会に風穴を開けなければと血が騒いでくるものである。
 昨日、帯広で十勝管内後援会の役員会を行い、選挙については新党大地鈴木宗男の判断に一任を戴いた。
 十勝は政治家鈴木宗男の原点であり、故郷である。ここでスタートした35年前を想い出しながら、人間関係の尊さに心から感謝するものである。