都議選挙の結果を踏まえ、安倍総理は毎日新聞のインタビューで「自民党に対する厳しい𠮟咤と受け止め、深く反省する」と述べている。
 選挙前、選挙中、さまざまな失言、暴言、スキャンダルが出てきた。これは安倍総理の責任ではないが、安倍総理は一切愚痴めいたことは言わなかった。グッと自分の腹に収める、まさに泰然自若(たいぜんじじゃく)でトップリーダーとしての責任と重みを示している。ここに将としての力量を見る思いである。
 選挙結果の中で私が注目したのはムードや雰囲気に流されやすい都内は都民ファーストの圧勝だが、政治を必要としている島部(伊豆大島・小笠原諸島)は自民党候補8804票、都民ファースト4100票、なんとダブルスコアで自民党候補が勝利している。見逃してはならない点だと私は思う。
 地理的ハンディを負い、明日の生活を心配する人たちは冷静に政治の価値を理解していた。ここに救いがある。
 安倍総理の言う通り「自民党に対する厳しい叱咤と受け止め、深く反省する」を胸に国民目線で賢明な政治をしていけば間違いなく信頼回復は出来る。
 明日7日に始まるドイツで開かれるG20(主要20カ国・地域首脳会議)に出席のため日本を出発するが、そこでプーチンロシア大統領、トランプ米大統領等との会談もあることだろう。
 安倍総理の新しいスタート台になるだろう。