トランプ政権でトランプ大統領の信頼が高いとされるマティス国防長官が来日し、安倍首相と会談している。

 マッドドッグ(狂犬)と異名を取り強面の印象が強いが、テレビから見るマティス長官は物腰の柔らかい温和な姿だった。こうしたタイプが本物の指揮官、戦士と思ったものである。

 海兵隊出身で沖縄駐留経験もあり、日本を知っている点では話がしやすいだろう。

 駐留費増額の話は出なかったと報道されているが、現実を知っていれば言える話ではない。

 マティス国防長官が沖縄でどれほど日本が貢献しているかはよく判っているからだ。

 10日の日米首脳会談に向けての環境整備のスタートは出来たことは良かった。

 報道からトランプ大統領に話ができる人は限られているように思われるが、間違いなくマティス国防長官はトランプ大統領の周りの一人だろう。

 会談時間は52分に及んでいるが、安倍首相も十分計算し、さらに稲田防衛相主催の夕食会にも駆け付け、その後飲み見直しをしているとも報道されている。この点の気配りができる安倍首相はなかなかなものである。

 マッドドッグとも言われるマティス国防長官もトランプ大統領には忠犬だが、安倍首相の心のこもった対応には愛犬の時間だったことだろう。