臨時国会が閉幕した。統合型リゾート施設(IR)整備推進法の成立のため3日間会期を延長する手続き、内閣不信任決議案の提出等で本会議は夜中にまでずれ込んだ。

 IR、いわゆるカジノ法案では与党の公明党は自主投票し、参議院では賛成18人、反対7人とのことである。

 公明党と言えば不動の一枚岩でこれまで国会対応してきたが、今回は自主投票としたことで幅を持った柔軟性のある政党として大きな一歩をしるしたことになったのではないか。

 さまざまな声を聞き、取り入れるのが民主主義であり、現実的対応に多くの人が納得することと思う。

 報道は一斉に民進党の迷走、司令塔なき国会運営を批判している。蓮舫代表は数で勝てないことがはっきりしているにもかかわらず、廃案に追い込むと言い、民進党の委員長でありながら修正させ採決に持っていく、何とも判りづらい、どうなっているのかという出来事である。

 野党第一党がこうした状態であるから国会も時間は少々かかっても無事終わったということか。

 午後、いよいよプーチン大統領が来日する。過度な期待値を上げ、求めるのは交渉にマイナスである。自然体で信頼関係を醸成していくことで問題解決が見えてくる。腰の据わった腹のある首脳会談をしてくれれば十分である。

現状より一歩でも二歩でも進めば次へのステップだと考えるものである。

 

 

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