アメリカ共和党大会で、正式にトランプ氏が大統領候補として指名され、受諾演説をした。その中でトランプ氏は、明確にTPP(環太平洋経済連携協定)に反対している。
 日本では、9月末にも開会される臨時国会で承認の手続きを取ろうとしているのに、言い出しっぺのアメリカの有力大統領候補が真逆の話をしている。一方、民主党のヒラリー・クリントン氏もTPPには消極的とも言われる。
 どちらかが大統領になるわけだが、アメリカの大統領選挙結果次第では、日本も考え直さなければならなくなるのか。何とも複雑な話になってきた。11月の大統領選挙、どちらが当選するのか、ますます目が離せなくなってきた。
 沖縄県普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設を巡り、政府は沖縄県を提訴した。国としては移設工事の再開を望み、沖縄県としては断固反対で、折り合わない。
国としても日米間での約束に基づいて解決したい。沖縄県としては県民の反対の民意を尊重して欲しいとのぶつかりだが、裁判に委ねる事は、解決に向けての手続きと受け止めるしかない。
 その中で、国も県も知恵を出すことが必要ではないか。沖縄県民の声、思いをしっかり受け止め、国も県も当分の間、緊急避難的な措置をとるべきでないか。
 なんといっても、世界一危険とされる普天間飛行場を除去する事が一番だ。その為にはどうしたら良いか、いろいろやり方はあるのではと思うのだが。
決まった事だからと言う原理原則に捉われず、杓子定規(しゃくしじょうぎ)に考えず、発想の転換をしてほしいと願ってやまない。
 14時から札幌でウォーク&トーク。月一回の新党大地の定例の市民対話だが、天気に恵まれ気持ちよく話す事が出来た。
 15時から北海道大地塾。熱心な仲間が出席してくれ、参議院北海道選挙区の総括をする。いろいろな意見が出たが、私の受け止め、認識、更に政治家としての判断を述べさせて戴いた。皆さん納得してくれたものと思う。
 自由闊達(じゆうかったつ)な話が出来る事は有難い事である。

≪ウォーク&トークin札幌≫




≪北海道大地塾≫