舛添都知事が辞職すると早くも都知事選挙に誰が出るのかと話題が移っている。次の知事が誰かよりも21日まで舛添都知事である。
 この間に真相解明、事実関係を明らかにすべく舛添都知事に求めるべきでないか。
 辞職したからと言ってウヤムヤにしてはならない。また舛添都知事も進んで説明責任を果たすべきでないか。この点、都民、国民目線からずれている今の流れだと懸念するものである。
 猪瀬都知事が辞めた時もウヤムヤで終わった。ここは2代続けての不祥事をあいまいに終えることは許されないと思うのだが。
 米大リーグ、マーリンズのイチロー選手が日米通算で4257安打の世界最多を記録した。
 ピート・ローズ選手の持っていた4256安打を超える凄いことをやってのけた。
 ピート・ローズ選手は「日本とアメリカの野球のレベルは違う」という認識を述べているが、王貞治選手がハルク・アーロンの記録を超え世界最多本塁打を放ったように日本人としてイチロー選手の快挙を率直に喜ぶものだ。
 大リーグ生活16年で2979安打、あと21本で3000本安打である。42歳という成熟された一流プレイヤーの更なる活躍を期待したい。
 昨日帯広の自宅で父の50回忌法要を行った。父の実家の宮城からも家督の人、親戚も来られお参りした。
 昭和42年6月16日に54歳で旅立ったが、当時私は大学2年生だった。前年大学に行きたいと言うと馬一頭売ってお金を工面してくれた父だった。
経済的に厳しい中でも私のわがままを聞いて戴き、中川一郎先生との出会いそして秘書になり、昭和58年12月の最初の選挙と様々な思い出が脳裏をかすめた。
 中学一年の作文で「将来、政治家になる」と書いた夢を叶えることが出来たのは父であったと心から心から感謝するものである。
 「親思う心にまさる親心」とも言われ、また「親孝行したい時に親はなし」ともよく言われるが、しみじみ感じながらの一日だった。
 前日には馬のお陰で上京、進学できたので「馬頭観音」でお参りし、昭和41年4月他(ひ)人(と)手に渡った馬に感謝したものである。
 目に一杯の涙をため、いなないて大誉地の家から出て行った「アオ」を想い出しながら、ただただ手を合わせた。
 人生出会いをモットーに生きてきた私だが、ご縁、加護、巡り合わせに感謝してやまない。
 生きている、生かされていることに感謝しながら、今一度社会に貢献できるその日を作りたいと心するものである。