安倍首相は昨夜、消費税率10%引き上げを2019年10月まで、2年半再延期する意向を政府、党の関係者に伝えた。
G7サミットでの世界経済に対する各国の考え、懸念を踏まえ、日本国内の個人消費の弱さなどを踏まえての判断であろう。
報道では、麻生財務相、谷垣自民党幹事長が財政健全化やこれまでの経緯からして難色を示したと言われている。最終的には安倍首相の決断に委ねられる。
早速、民進党の枝野幹事長は、「内閣総辞職すべきだ。確実に消費税を引き上げると大見えを切っていた。恥ずかしくて首相を続けられないはずだ」、同じく民進党の福山哲郎幹事長代理は、「国民に謝罪し、アベノミクスは失敗だったとまず認めることだ」と話している。二人とも言えばいいと言うものではない。特に枝野幹事長の表現は、公党の責任ある立場にいる者の表現としては言い過ぎだと断じたい。
よく「アベノミクスは失敗した」と表現するが、私は「アベノミクスは全国、特に地方には行き渡っていない。これから予算、政策展開で行き渡らせる」と受け止めている。20年以上も続いたデフレ脱却から2、3年ですぐ解決できるというものではない。
安倍政権は、民主党政権3年4か月のツケ、負の遺産を今、安倍首相が引き継ぎ立ち直らせる努力をしている最中なのだ。
民進党の岡田代表は5月18日の党首討論で、安倍首相に対し、今の状況では消費税率10%への引き上げについて2019年までの延期を求めたではないか。
民進党は自分たちのやってきた事を反省せず、ただ批判に明け暮れる。なんとも身勝手な話である。
景気回復、財政健全化、社会保障は、与党、野党の垣根を越えて一丸となって取り組む問題ではないか。この点、大人の対応をしてほしいものと願ってやまない。
朝の便で千歳に飛び、11時から国道5号倶知安余市道路着工式に鈴木貴子代議士の代理で出席し、鍬入れをする。北海道は道路整備が遅れているので一日も早い竣工を待ちたい。
余市まで来たので、平成8年2月10日豊浜トンネルが崩落し20人もの犠牲者がでた古平町に行き、遺族のお宅を訪ねお参りする。
遺族にとって忘れる事のない出来事であり、あれから20年経ったが風化させてはいけないとつくづく思ったものである。合わせて、官公庁の役人、関係者にその思いを特に強くもってほしいと指摘したい。
国道5号倶知安余市道路着工式



