セブンアイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が社長交代案の否決を受け、グループの全ての役職から退くと記者会見した。

「世代が変わった」又「獅子身中の虫がいた」とも述べ「私の不徳」とも言っている。

「流通業界のカリスマ」と言われた鈴木敏文会長の突然の退場に驚きで一杯だ。

想い起せば、中川一郎先生の秘書時代からイトーヨーカ堂創業者 伊藤雅俊さんのご縁で鈴木さんからご厚情を賜った。

伊藤雅俊さんは電話受話器を両手に持った私の仕事ぶりを見て、鈴木敏文さんに鈴木を見ろと言ってくれたことがある。もう40年前の話である。

両氏にお世話になってきた者として今回の出来事は何とも言えぬ思いである。

テレビから久し振りに伊藤雅俊名誉会長の矍鑠(かくしゃく)とした、威厳(いげん)を持ったお姿を拝見し、中川一郎先生時代が脳裏(のうり)を過った次第である。

人間関係、時間が経つと色々難しいことが起きるものである。

衆院選挙制度改革を巡り大島議長が合意に向け斡旋をしていたが、与野党協議はまとまらず、与党、野党それぞれ法案を提出し国会審議することになった。それでも今国会で成立することが決まった。大幅な定数削減には至らなかったが、一歩前進である。

更に国民目線で衆議院の小選挙区を295から200に、95減らす位の思い切った定数削減をすべきでないか。

更に更に改革に向けて国民から選ばれた国会議員は汗を流してほしいものだ。