昨日行われた日本相撲協会の理事長選挙の結果が全国紙スポーツ欄、スポーツ紙を飾っている。

八角親方が6対2で圧勝したが、やはり人柄が最後の決め手になったと思う。普段の積み重ねが大事であることを痛感させられた。

言葉で改革と言いながら、やり方は守旧派では多くの人の理解は得られない。

歴史と伝統を誇り、日本の文化である大相撲を権力を得たいがためにマスコミに自分たちの都合の良いことだけをアピールした連中は、今何を思い考えているのだろうか。

今日のスポーツ紙でも理事会や会議における貴乃花親方の話振り、言い振りが指摘されているが、やはり見る人は見ているとつくづく思った。

こうした話を聞くにつけ、私自身も大変勉強になった。

それにしても前宗像外部理事は何を持って八角理事長をあの時点で「相撲協会の私物化を止めよ」と言ったのか。もう外部理事も辞めたことなので何の懸念もなく国民に対してお話しできるのではないか。

日本相撲協会の役員でありながら、上司たる理事長に苦言を呈した宗像氏の説明責任を果たしてほしいものである。

大相撲ファンの一人として日本相撲協会の発展と「心・技・体」相撲道を極める数多くの力士が輩出されることを願ってやまない。