国内はもとより海外でも話題になったSMAP解散騒動が一件落着した。

昨夜、テレビでメンバー5人全員勢揃いし、これからも一緒にやって行くことを述べている。

一つの社会現象的動きになり、SMAPの存在感を改めて知らされたが、終わり良ければすべて良しで、ファンが一番ホッとしたことだろう。

今回の件を機に更なるご活躍を願ってやまない。

それにしてもスポーツ紙はもとより、全国紙も扱うその様子を見ながら大したものだと感心してやまない。

軽井沢町で起きたバス事故は15人が死亡する大事故となった。

朝日新聞朝刊39面は「『高速料金自己負担』『睡眠4時間』バス運転手 過酷さ激化 規制緩和で競争激しく 貸し切り業界、安全軽視の風潮 業者数2倍近くに」と言う見出し記事がある。

読者の皆さんにも振り返ってほしい。「規制緩和」が、誰が総理の時、使われ始めたか。

過度な規制緩和、市場原理、競争原理の新自由主義、アメリカ型は日本に馴染まないと私は警鐘してきた。仕事をする為に無理をしているのが実態である。

当時、抵抗勢力の一番手と言われたが、10年、15年経ち、私の心配、懸念は様々な業界に覆いかぶさっている。

特に命に係る人様を運ぶ仕事をしているバス・ハイヤー・タクシーはしっかり管理し、規制し安全第一を旨とした体制を取るべきだと主張してきた。

私の心配したことが起きていることに何とも複雑な思いである。