島尻安伊子沖縄北方担当相が13日、就任後初めて根室市を訪れ、元島民・根室市長らと意見交換や要望を聞いている。

今日はノサップ岬、北方館視察、別海町北方展望塔、標茶町サーモン科学館、北方領土館、羅臼町国後展望塔を視察している。ノサップ岬視察は歴代大臣が行う定番である。

今日、羅臼・別海・標津町、いわゆる北方領土近隣地域を島尻大臣が廻ったことは良かった。

じつは10月22日午後4時、私と鈴木たかこ代議士が島尻大臣を訪ね、北方担当大臣はノサップ岬には必ず行くが、隣接の別海町・標津町・羅臼町にも元島民もおり、北方領土関連施設もあるので是非、根室市以外にも足を運んだ方がよろしいですよと進言させて戴いた。

その時、島尻大臣は「良いことを聞きました。日程を検討します」と言うことになった。約束をきちんと果たしてくれたことに感謝したい。

しかし、島尻大臣のせっかくの訪問に対し、メディアの反応は小さな扱いである。

沖縄問題となると全国紙が一面で取り扱うが、北方領土となると全くといってよいほど地方紙版扱いだ。

今日の新聞も北海道新聞は勿論地元なので扱っているが、読売新聞は北海道版もなし、朝日新聞も北海道版でわずか9行、日本経済新聞もなし、毎日新聞も北海道版でわずかに触れた程度である。

もう少し国家主権、国境画定に係るまだ未解決の地域であることを考える時、メディアは世論喚起の上でも国民にことの重要性をより知らせてほしいものとお願いしたい。

北方領土返還運動の原点の地を訪れたのであるから何か新しい発想、国としての考えを示していればニュースになったと思われるが、この点も残念なことである。

ただ行ってきました。見て来ましたではなく、「私はこうする。私はこう考えている」という頭作りがない点、政治家としての基礎体力が問われる点である。