政府がイスラム国による邦人人質事件にかかる検証委員会の初会合を昨日開いている。
 報道から首相の中東演説と事件との関連性も検証に入っているとのことだが、一番大事なことは情報を取れたかどうか、組織として機能していたのか、日本のインテリジェンスが問われた事件であったことを頭に入れて検証すべきではないか。
 かつて私はインテリジェントの重要性と組織化を考え、佐藤優さんという極めて能力の高い人に国益のため頑張って戴いたが、とんでもない頭作りの人が外相になり、全てが無になってしまった。
 特殊な仕事をしてもらう以上、同じポストにある程度の期間居てもらい、相手国との信頼関係、カウンターパートを築くのが基本である。
 それを田中真紀子外相は「佐藤がなんで同じポストに居るのか、鈴木が後ろに居るのか」などと頭に虫の入った判断だった。
 当時の世論も田中人気に押され、田中外相「善」、鈴木宗男「悪」の構図となってしまった。絶えず国益の観点から私は行動、判断して来たが、あの当時、理解されなかった。
 キルギス人質解決の際も高橋博史という有能なインテリジェントが居ての結果である。
 今回の人質事件を機に情報の重要性、それにはマンパワー、人が必要であると言うことを国会議員はしっかり考えてほしいものである。
 釧路から札幌に出て11時半より2月のウォーク&トークを行う。雪まつり最終日の大通公園で鈴木たかこ代議士と街頭演説を行い、新党大地の訴えをする。
 寒い中、足を止めて下さった人に有難いとつくづく思ったものである。
 13時半から新党大地石狩支部新年交礼会。支部長の上村賢君を4月の北海道議会議員選挙に立候補させることを決定する。
 これで新党大地の道議候補予定者は、現職では北見市の鳥越良孝、帯広市の山崎泉、新人では留萌管内の浅野貴博(元衆議院議員)、網走西部地区の新沼透、そして上村賢である。あと何地区かでも動きがあるのでしっかり対応して参りたい。
 千歳から女満別に向かい、18時から美幌ブロック新党大地鈴木宗男後援会新年交礼会に鈴木たかこ代議士と出席。
 懐かしい皆さんと顔を合わせ、ただただ感謝の気持ちで一杯だった。