STAP細胞について理化学研究所の検証チームは、STAP細胞はできなかったとの中間報告を昨日発表した。
 小保方氏の研究発表は何だったのか。こうした事態を招いた理化学研究所の責任は重い。「親方日の丸」的な組織による研究の甘さの結果ではないか。
 理化学研究所の徹底的見直し、改善、改革を断行すべきである。野依理事長も、組織の責任者として国民に分かりやすい説明責任を果たし、ご自身も責任をとるべきではないか。
 日本の研究者や学者がウソをつき、流用していると外国から思われないためにも、けじめをつける必要がある。
 収賄容疑の岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長が保釈され、25日に記者会見をしている。
 愛知県警から「早く自白しないと美濃加茂市を焼け野原にするぞ」と脅され、自白を強要されたことを明らかにしている。
 密室での強圧的な、上から目線の権力側のやり方が透けて見える。やはり取り調べの可視化が必要であると、改めて痛感するものである。
 私のところには、贈賄側の男について、甚だよろしくない話が良く届く。贈賄側の男の一方的な話で藤井市長を愛知県警は逮捕したが、これからどんな展開になるのか、よくチェックして参りたい。愛知県警の間違った見立てがはっきりした場合、検察共々しっかりと責任を取らせなくてはならない。
 藤井市長の弁護士は自信満々である。
 大阪からの一便で東京に戻り、事務所で仕事。16時から8月東京大地塾。
 今月のテーマは「辺野古問題と日ロ関係」で、佐藤優さんからいつも通り基調講演をして戴き、質疑応答をする。
 佐藤さん流の分析で、一般に知られていない興味深いお話に、出席者も改めて佐藤さんの情報力、知識に敬意を表したことだろう。
 18時45分から調布ロータリークラブで講演。
 8月は5回も講演の機会を戴き、発信できることにありがたい限りである。