安倍首相は通常国会終了後に内閣改造・党人事を行うことを認めた。6月末までの4カ月間、ソワソワする与党国会議員が多数いることだろう。
 来年春の統一地方選挙、何よりも来年秋の自民党総裁選挙に向け安倍首相はしっかりシナリオを描いていることだろう。
 人事権は安倍首相にある。安倍首相の一日一日の総理動静に目が離せられない。
 ポストを希望する人達はこれからすり寄っても、ゴマを吸っても遅い。今迄総理にどんな陰徳いんとくを積んでいたか。日々の人間関係・信頼関係がものを言ってくることを頭に入れておくことである。
 安倍首相・菅官房長官は、小渕首相・野中官房長官以来の名コンビだと感心するものである。
 徳田毅衆議院議員が公職選挙法違反事件をめぐって責任を取り、昨日議員辞職の手続きをした。
 離島医療に大きな貢献をした徳洲会である。離島の人の命を守って来たことは厳粛な事実である。このことは誰しも、特に離島の皆さんが評価している。
 しかし公職選挙法違反はいけない。徳田毅議員はまだ42才、人生これからである。今回の件を教訓に捲土重来けんどちょうらいに向け、しっかり前を見据えて歩んでほしいものだ。