権力を持つものの腐臭は、別にあの国からだけ漂ってくるわけではない。
 「個人崇拝」が行われているところでは、この嫌な臭いは常に付きまとっている。
 思い出せ。スターリン像。レーニン像。毛沢東の大きな写真。天皇の御影。
 将軍様。名誉会長。
 
 彼らはみんなナルシスト。
 わたしだったら、自分の巨大な銅像とかがデンと立っていたり、、自分の顔の巨大なポスターとかが電車とか町にベタベタ張られたりしているのを目にしたら、恥ずかしさのために死にたくなるだろう。頼むからやめてくれと言いたくなるだろう。
 権力者には、そんなまっとうな感覚はないものなのだろうか。