今回はマンガです。(やはり古い作品...)

松本零士先生の「大純情くん」です。
氏の作品の中では、あまりメジャーな方ではないので、知らない人も多いかもしれませんね。
私も一番好きなのは「銀河鉄道999」だと思っているのですが...でも、もしかしたら、この作品が一番かも。

ストーリはというと
主人公の物野けじめは、中学生なのになぜかアパートに一人暮らし。
そして、あるはずのない隣室(けじめの部屋は端っこ)に住む謎の美女島岡さん、アパートの地下を通る路線図上存在しない地下鉄、などなど色々な謎が提示されていきます。
そして、けじめの住む町の周りがだんだん様子が変わっていき...
といった感じ

松本零士先生お得意のSFと四畳半物が融合された様な作品で、独特の世界観をかもし出しています。
ただ、あまり人気がなかったのか、終盤はバタバタして、無理やり終わらせた感があります。(打ち切りなのではと思わせる...)
けじめがなぜ一人暮らしなのか、両親はどうしたのか、など語られない謎も残しています...

後、一番好きなエピソードがありまして、その一話だけでも読む価値があると私は思うので、ちょっと紹介
ある日、けじめの生活を観察し、同じ生活をしている青年がいるのに気づく。
(なんと、けじめの住むアパートと同じものを建ててまでいる...)
彼は大学生で、「落伍者の生活にかんする実体験レポート1」なるものを書いているらしい。
実際には美人の恋人がいて、豪華な食事を運んでくるのだが、「けじめと同じことをしなくちゃいけない」といい、けじめの食事を見に行く。
自分がバカにされていることに気づいたけじめは、以下の“パンツいなり”なる料理を作り、食べたふりをする。
 パンツいなりの作り方:
 ①たたみのワラをむしりあつめる
 ②道の石ころと①をよく煮る
 ③三か月しかはいていないパンツをちぎって②をくるむ
当の大学生は本当にパンツいなりを作って食べてしまい、病院に運ばれる...
まあ、文章で説明しても面白さはあまり伝わらないかも知れません...


松本零士作品にはパンツ(サルマタ)がよく出てきます。シマシマの...
サルマタケというパンツに生えるキノコもありますね...キノコ

実生活でも自宅に生えたキノコを、ちばてつや先生に食べさせたことがあるそうで...ドクロ

あと、四畳半系作品では寝るときはパンツに包まって寝るのが定番!
押入れの中はパンツでいっぱい。

本かテレビか忘れましたが、以前押入れいっぱいのパンツはいくらくらいになるかを調べる企画があって、布団を買った方がよっぽど安い(彼らは貧乏人なので、とても買える金額ではなかったような...)

まあ、そんなことはどうでもいいんですがねシラー


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