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【あらすじ】

長く続いていた戦いに、決着の時を迎えようとしていた…

 

 

【役名紹介】

ソワード(不問)

オフェルニア国の若き王。剣1つで世界の半分を統一してきた。

 

シーエルド(不問)

ディファンティス国の若き王。盾1つで世界の半分を統一してきた。

 


【補足】

男女どちらでも読みやすいようなセリフにはしてありますが、物語を曲げない程度であれば人称・口調の変更等OKです。

 


【テンプレ向け 配役表】

 

剣と盾【0:0:3】

作:無名の脚本家

 

ソワード:

シーエルド:

ナレーション:

 

 

以下、線内本文。

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ナレ

「時は…世界二強の時代。一方は、攻勢で世界の半分を統一した『オフェルニア』。かたやもう一方は、防戦中心とする戦いながらも守りの加護によって驚異的な勢いで世界の半分を統一した『ディファンティス』。その二国が、境界線の狭間で最後の戦いが行われていた。兵力だけでみれば二国とも互角ではあったが、戦闘が進むにつれてまるで相殺し合うかの如く兵力が落ちていき…そして現在、互いの国の王である『オフェルニア王・ソワード』と『ディファンティス王・シーエルド』の両者だけが、この戦場で張り合っていたのである。」

 

シーエルド

「遂に…我らだけになってしまったな」

 

ソワード

「なかなかやるではないか…さすがはここまで束ねてきた国の王だな」

 

シーエルド

「そなたこそ…我の牙城をここまで崩してくるとは…今まで統一してきた実力は只者ではないな…」

 

ソワード

「もうこの場では、我ら以外の者どもは立ち上がれまい…ここでケリをつけるとしようか」

 

シーエルド

「どちらかが倒れ、どちらかが生き残れば、国は統一される…果たして、どちらが生き残るか…」

 

ソワード

「さぁて…始めようではないかっ!」

 

ナレ

「ソワードは剣を持って、シーエルドに連続的に斬り掛かる。シーエルドは盾1つでそれら全てを防ぎにかかる。」

 

ソワード

「オラオラオラオラオラァ!防いでるだけじゃぁ我に傷1つ付けられないぞっ!」

 

シーエルド

「っ…確かに、今は防ぐので精一杯…ならば、そなたの気が済むまで、防ぎ続けて見せようぞ…!」

 

ソワード

「ほう…言ってくれる…な!」

 

ナレ

「その後もソワードの連撃が続くも、シーエルドは全て防ぐ。埒があかないとみたソワードは一旦距離を取り、剣に力を込め始める。」

 

ソワード

「我が聖剣よ…秘めたる力を解き放ち、我に力を宿せ…!」

 

シーエルド

「ん…?何やら溜めているように見えるな…ならばこちらも…!」

 

ナレ

「力を込めた剣はオーラをまとい、そのオーラを放つかのように斬り掛かる。」

 

ソワード

「切り崩せ、ギガンティックブレードォ!!!」

 

ナレ

「そして、シーエルドも盾に力を込めていた。」

 

シーエルド

「我が聖盾(せいじゅん)よ…幾多もの戦いで守ってきたその加護、我に与えたまえ…!ドームウォールッ!!!」

 

ナレ

「シーエルドの盾は、大きな球場型のオーラをまとい…シーエルドを包み込むように覆いかぶさった。そして、ソワードの斬撃がシーエルドに襲い掛かるも…全て防ぎ切った。」

 

ソワード

「(息切れしながら)…今ので決めたと思ったのに…何なんだあの盾は…?」

 

シーエルド

「(息切れしながら)…何とか防ぎ切ったが、あの剣、ただの剣ではないな…?」

 

ソワード

「まさか…?」

 

シーエルド

「もしや…?」

 

ソワード

「(同時に)聖盾・セイクリッド…!?」

 

シーエルド

「(同時に)聖剣・エクスカリバー…!?」

 

ソワード

「は、はは…まさか、聖盾の使い手が一国の王だったとは…」

 

シーエルド

「我もだ…まさか、聖剣の使い手がそなただったとは…」

 

ソワード

「という事は…生半可じゃぁ勝てるわけないわな…」

 

シーエルド

「なるほど…では、そろそろ頃合いだな」 

 

ソワード

「…なにぃ?」

 

ナレ

「シーエルドは盾を構えなおす。」

 

シーエルド

「さぁ!我に向かって挑んでくるがよい!」

 

ソワード

「へっ、望むところ…だっ!」

 

ナレ

「ソワードはシーエルドの挑発に乗り、真っ向から突っ込んでくる。」

 

シーエルド

「フッ…掛かったな。輝り返せ、レイディアントリフレクトォ!!!

 

ソワード

「何っ!?ぐおっ…!!!」

 

ナレ

「ソワードが再び斬りかかろうとした時、シーエルドの盾から眩い光の放射が放たれた。ソワードは突っ込んでしまった為に、まともに放射を浴びて吹き飛ばされた挙句、全身傷だらけになっていた。」

 

ソワード

「(掠れた声で)ぐっ…ぬかった…。聖盾セイクリッドには、防いできた分を光の放射として放てる事を…ぐはっ」

 

シーエルド

「(息切れしながら)…だが、溜めすぎたせいか…今の反動で全身にガタが来てしまった…ぐふっ」

 

ソワード

「(掠れた声で)…どうやら、国を統一するには…一か八か、あの技を使うしかなさそうだな…」

 

シーエルド

「(息切れしながら)…こちらも、今のをもう一度放ったら動けなくなるかもな…だが、祖国の為ならば…」

 

ナレ

「二国の王は、互いにゆっくりと体勢を立て直し…力を込め始める。」

 

ソワード

「(掠れた声で)…我が聖剣よ、全世界からエネルギーを吸収し…全ての力を我と剣に宿れ…!」

 

シーエルド

「(息切れしながら)…我が聖盾よ、全ての加護に最恩(さいおん)し…我と盾に宿り、妨(さまた)ぐ物を薙ぎ払えっ…!」

 

ナレ

「ソワードの剣は先ほどの力を込めた剣よりも、オーラが爆発的にまとわれる。一方のシーエルドの盾も先ほどの力を込めた盾よりも、まるで守護神が護っているかのようなオーラがまとわれる。」

 

ソワード

「全ては…オフェルニアのために!」


シーエルド

「全ては…ディファンティスのために!」


ソワード

「(同時に)アルティメットブレードォ!!!!!!!!!!」

 

シーエルド

「(同時に)ガーディアンレイディアントォ!!!!!!!!!!

 

ー 互いの剣と盾がぶつかり合い、その衝撃で周りのありとあらゆるものが吹き飛ばされる


(間)

 

ナレ

「こうして…世界二強時代の戦争は終焉を迎えたのである。荒れ果てた荒野に、ボロボロになった剣と盾だけを残して…」


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