7月23日金曜日
AM9:30
地裁に着くと既に50数名の傍聴希望者が並んでいた
松本美奈の時と同じく男性が殆どで女性はチラホラ
傍聴券発行枚数62枚に対し希望者は約70名
AM9:45抽選…傍聴可能になり入廷
法廷内での各々の発言はマイクを通しているものの聞き取り難く
出来るだけ前列に…
聖香ちゃんの御家族がいらっしゃる席の後部3列目に着席
裁判員は男性6名、女性3名
AM10:07
小林康浩が両手首に手錠を掛け警察官3名に囲まれた状態で入廷
手錠・腰紐を外された後
弁護側席に座る小林康弘の左右には警察官3名も着席
~小林康浩の印象~
逮捕時の写真のふてぶてしい感じとは違い、全く覇気がなく
背中を丸め終始うつむき姿勢のため
想像に反した小柄な身体は更に小柄に見えた
小林の着席直後、聖香ちゃんの御家族が発した
存在誇示とも思えた威圧感のある大きな咳払いに
小林の視線は動くことはなかったが
その咳払いに反応するかの様に鼻をすする動作をした
心理的に鼻風邪でもなく『鼻をすする』と言うのは
動揺、焦りを意味する
AM10:12 開廷
松本美奈の時とは違い最前列左右に警備員2名配置
裁判長の指示のもと法壇前に起立し
生年月日、現住所、職業等の尋問に答える小林
現住所を聞かれた際、番地を忘れ言葉に詰まったその時
小林は首を数回細かくかしげながら
笑った
聖香ちゃんの命が最期を迎えざるを得なかった場所
それすら忘れてしまえる小林…
そしてその自分を笑えてしまう神経を持つ小林…
そういった点から、裁判員の方々が
小林康弘の『無責任さ』『非情さ』に
確信を見いだしてくれればと願う
その後、検察側の冒頭陳述
『しつけのレベルを超えた暴行を与え、衰弱死させた』と主張
次に、弁護側の陳述前
小林本人が弁明文書を読み上げた
『虐待しようと思ってたわけではない』
『自分も幼い頃、同じ様に育てられた』…等
相変わらず背中を丸め
聞き取り難い小さい声でボソボソと
決まりきった様な独り言を述べる小林
続いて弁護側の冒頭陳述
『時にはひどい暴力を振るう事もあったが
虐待をするつもりのない躾け』
『死亡は予想外。保護を怠ったわけではない
持病のてんかんが死因の可能性がある』
『保護責任(者遺棄到死罪)はなし、無罪を主張します』
と、検察側の陳述に反論した
無罪を主張・・・・
小林が聖香ちゃんに向けた極悪非道な暴力が『虐待行為』と言わないなら
小林にとって一体ナニが『虐待行為』なのか…
そして検察側が、小林の学歴、職歴等の調書を述べる
幼い頃に両親離婚後、父との生活が始まる。
2人兄妹であるが、2歳下の妹の所在等は不明
同じく母親の所在も不明。
最終学歴・西淀中学卒業後、鳶職・運送会社はじめ
多種にわたる職業に就いた後、自動車会社に勤務するも
松本美奈と知り合ってからは
腰痛を理由に仕事を休んでいた
7回もの結婚歴がある小林の素性
こどもは聖香ちゃんと一緒に暮らしていた『青龍』の他に女子あり
計2名のこどもがいる等々…
続き、平成20年10月頃から
聖香ちゃんの双子の姉妹・鈴香ちゃん、小林の実子・青龍君を含む
5人暮らしの始まりから虐待行為に至るまでの流れを述べた
『聖香ちゃんの勉強が遅れている』
その事がキッカケになりエスカレートしていった虐待行為の数々
虐待が激しくなった3月からの聖香ちゃんの様子を
死体遺棄での共犯・杉本充弘証言を元に検察側が述べる
3月10日(通学させなくなった前日)
小林は漢字ドリルで書く回数を誤魔化した聖香ちゃんに対し
素直に謝らずモゴモゴと喋る聖香ちゃんに腹を立て
聖香ちゃんの頬に青タンのようなアザが出来るまでつねりあげた
モゴモゴと話す癖のある聖香ちゃんの事を
杉本充弘は
『聖香ちゃんの前歯はスキッ歯で
以前、学校の友達にからかわれたのが原因で
それからは口を大きく開けて話しをするのをイヤだと言っていた』
…と言う
・・・・・・・・。
翌日から、頬のアザで虐待と疑われてしまう可能性から逃れる為
聖香ちゃんを学校に行かせない生活が始まる
その生活の中で、小林の怒りの矛先は
『勉強=(漢字ドリルや漢字の音読の回数を少なく誤魔化す事)でズルをしたから』
『モゴモゴと喋るから』
『自分(聖香ちゃん)の頭で考えて話さない事が納得いかない』
『反省をしない』
『謝らない』
そんな聖香ちゃんに向けられていった
躾と称し、初めは食事を抜く・玄関や台所に立たせる等を
聖香ちゃんにさせていた
そして、3月15日。
再度、勉強でズルをした事、謝らない事等を理由に
聖香ちゃんを室内及びベランダに立たせる。
室内で立たされていた際
十分な睡眠が摂れる状況ではなかった数日があった為
居眠りをしてしまった聖香ちゃん…
その聖香ちゃんの態度に腹を立てた小林は
立っている聖香ちゃんのスネを蹴ったりしていた
食事については白米のみの大き目のおにぎりを
小ばかにした様な言い方で
『これはオマエの1日分やからバクバク喰うなよ』
と聖香ちゃんに渡していた
その他、『おにぎり欲しいですかぁ~?』と聖香ちゃんに話しかけ
聖香ちゃんは両手を小林に差し出し
『おにぎりください』と言っていた
(多分、そうする様に小林に強要されていたと思われる)
とにかく小林は
『聖香が本心から反省してくれない、嘘をつくから』等の理由で
聖香ちゃんがきちんと反省してくれるまで『暴力』を振るった
数日間、上記の様な生活を強いられた聖香ちゃんは
殺されてしまうまでの間
3月21日の1日だけ、お布団で眠る事を許されたという
しかしその翌22日
ベランダのカゴにオシッコをしていた事が小林に見つかり
(トイレに行く事を許して貰えなくなっていた)
聖香ちゃんはその旨を小林に問われるも
『していない。オシッコがついた手をカゴの中の雑巾で拭いただけ』
と嘘をついた
(聖香ちゃんなりの自己防衛本能からの嘘だったに過ぎない…)
その事に逆上した小林は、聖香ちゃんの頭を木製のまな板で殴った
聖香ちゃんの頭部からは出血
それでも小林は、聖香ちゃんのスネや太ももを足蹴り、踏みにじり
玄関ドアに叩きつけるといった暴力を加えたという
3月26日
聖香ちゃんの両手の甲にも酷い内出血の青タンが出来ていた
それは聖香ちゃんの顔面にくる小林の『げんこつ』や『木刀』を
聖香ちゃん自らが両手でガードした為のものだった
小林による激しい暴力や十分な食事・睡眠を与えない生活を
強いられた聖香ちゃんは「うわ言」を言う状態になっていった
そんな聖香ちゃんを見て小林と松本は笑っていたという
4月4日(聖香ちゃんが亡くなる前日)
聖香ちゃんを独り自宅に残し
杉本も含む4人で「八犬伝」へ夕食に出掛けようとした際
玄関土間のレジャーシートに
(聖香ちゃんが失禁した際、片付けが手間取らない様に敷かれていた70×120程のビニールシート)
身体に力が入らない様子で
くの字になり横たわっていた聖香ちゃんは
『聖もいく…』
と言いながら靴を履く仕草をした
しかし、足先で自分の靴を探るだけで
靴を履ける状態ではなかった
その聖香ちゃんに母親である松本美奈は
『あんたが行けるわけないやん』
と履き捨てる様に言った後、玄関を閉めたという
そして数時間後、小林らが帰宅すると
玄関先でグッタリと横たわったまま再度失禁していた聖香ちゃん
その様子に逆上した小林は
プラスチック製のバッド、木刀等で聖香ちゃんを殴り
何度も玄関ドアに叩きつけるといった暴力を加えた
その小林を
『死んでまうで』
と止めに入った杉本に対し
『別に死んだらええねん、いらんわ』
と小林は答えた
グッタリしている聖香ちゃんを居間に引き摺り
テーブル前に正座を強要した小林は
『なんでオマエはわからんのや』
『これからどうするねん。施設か父親のトコか!?』
という小林の問いに
『一緒にいたい』
と答えた聖香ちゃんだったが
その答えに納得がいかず怒り木刀などで更に暴力を加え
『施設にいきます』
という返答を聖香ちゃんに強要し言わせた
しかし小林の怒りはおさまらず
正座している聖香ちゃんの顔面を中腰状態から平手打ちし
聖香ちゃんはそのまま倒れこんでしまったが
その聖香ちゃんに向かって次に小型のナイフを持ち出し
『一回死ななわからんか!』
と、襲い掛かったという
ナイフを振りかざした小林から聖香ちゃんをガードする為
杉本が聖香ちゃんに被さったが
それでも杉本の空いた両脇から聖香ちゃんにナイフを向けたという
その後は、杉本が聖香ちゃんをかばう事を前提に
フェイントをかけてまで聖香ちゃんに暴力を振るっていたと言う
その後、聖香ちゃんを玄関外に放り出したが
杉本が聖香ちゃんを抱きかかえ部屋に入れたが
その時の聖香ちゃんの後頭部は
水か血が溜まっているかの様にブヨブヨになっていた
1度は部屋に入った聖香ちゃんだったが
小林は再度、エレバーターに投げ入れ1階ボタンを押し
聖香ちゃん1人を下まで降ろしたが
聖香ちゃんを連れ戻すよう杉本に言われた松本が家に入れた
そのまま聖香ちゃんはベランダへ放り出された
その時の聖香ちゃんの服装は
肌着の上にスエットの上下、裸足だった
気温9.6度
聖香ちゃんをベランダに放置後
小林・松本・杉本らはTVで放送していた
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』を観ていたという
翌4月5日。午後3時過ぎ
小林より聖香ちゃんの死亡が確認される
小林の弁護人の冒頭陳述が始まり
(聖香ちゃんに対し、上記の様な暴力以上の行為をしていながらも)
小林は
『聖香ちゃんを可愛がっていた』
『松本との婚姻届は記入済みで手元にあり、松本が正式に離婚後
結婚し聖香ちゃんを自分の子供にしたい』
『よく一緒に遊びに出掛けていた』
『聖香ちゃんの勉強が遅れていると気付き何とかしたいと思っていた』
などと言った事を理由に
『虐待の意思はなかった』…と主張
その直後、すぐ目の前にいらした
聖香ちゃんの御親戚の方(30代の男性)が
『コイツが虐待する前の話しやないか!』
立ち上がり法廷内に響き渡る大きな声で叫んだ後
席を立たれた…
その後も更に小林の弁護は続いたが
『一部、躾をこえているのは事実』
と、小林の躾とはいえない暴力を認める発言をした
(その他、小林を弁護する呆れ返るような内容を述べていたが、それは中略したい)
食事において・・・
おにぎり、バナナ、水以外に
松本・小林の昼食時に作ったラーメン等をあたえていたと主張するも
午後から始まった杉本充弘の証人尋問で
週に2・3回は小林宅に行っていたが
『見た事がない』と証言
そして、検察側。
聖香ちゃんが失禁した際、小林と松本が行なったメールのやり取り
小林 『しょんべん垂らした後、大の字で寝てる』
松本 『寝るとは思ったけど、ほんまにアホや』
小林 『しょんべん垂れてもまだ寝てる』
小林 『またしょんべん垂れてはる。世話すんのはもうほんまにいやや』
・・・・・・・・・。
聖香ちゃんの最期。
小林は洗濯物を取り入れる際
ベランダに横たわっていた聖香ちゃんに声を掛けたが身動きも、何の反応もなかった為
聖香ちゃんの死亡を確認して貰う為に
杉本に電話をし呼び出したと言う
その後の自己保身のみしか頭にない小林と松本の偽装工作
身元がわからない様にするため裸にされ
街灯1つない真っ暗は墓地の小さな穴に埋められた聖香ちゃん…
それらは全て杉本充弘ただ1人によって行なわれた
穴を掘り、聖香ちゃんに土をかけ埋める杉本に
終始、小林は背を向けていたという
母親である松本美奈は小林の長男を1人には出来ないという理由で
自宅に残っていた…
弁護側の冒頭陳述
小林の父親からの言葉を述べた
『聖香ちゃんの事件を知り、息子であれ小林を擁護する言葉はない』
小林の実の父親の言葉
裁判長や裁判員以上に小林を裁く力を持っているのではないか…
小林を裁く側の方達にも
そう捉えて欲しいと思う
これだけの様々な証言があるにもかかわらず
『無罪』を主張する小林康浩
更生する意味なんてない
…今の自分を表す言葉がみつからない
でも、報道では見えない裁判の内容を
自分なりに記し
聖香ちゃんの『真実の時間』
それに近い事実を
多くのひとに知ってもらい
過去のものとして見過ごされてしまわないよう
聖香ちゃんが生きた時間を
生かし続ける力
その1つでありたいと想う
7月23日、小林の初公判が始まり
8月2日に判決が下される
★ひまわり署名プロジェクト★
8月1日(日曜日)
大阪・京橋駅前にて街頭署名を実施する予定です
もし参加を希望される方が居られましたら
もしくは、桂子までメッセージを頂けましたら
街頭署名の詳細についてお知らせさせて頂きますので
宜しくお願いします。
オンライン署名サイト『署名TV』