中村氏は工作要員として送られてきた。過去に起きたことを冷静に振り返ってみたが、彼は僕の監視をするためだけに香港に送られてきている。

http://ameblo.jp/multifractal/entry-12247959352.html

 

 僕が彼と知り合ったのは、違うCIAアセットが紹介したからである。その人にももちろん名前はあるが、今のところは書かないことにする。CIAのアセットはスパイであるが、全ての人が悪質ということはなく、スパイとして働かせられながら、ぎりぎりのところで生きている人もいる。

 

 兎も角、中村光一郎氏はCIAのアセットで、香港に着いてすぐに僕とコンタクトを開始した。それから香港にいる間はずっとコンタクトを持っていた。基本的に仕事の経歴が似ているために、もちろん、話は合った。CIAが彼を人選したのはそういう理由なのだろう。ちなみに、中村氏は僕を監視するためだけに香港に送られたと気付いているかどうかは知らない。

 

 彼の仕事は監視だけでなく、情報獲得も含まれていた。よく一緒に飲みに行っていたが、そこでいろんな情報を獲得するのも仕事だった。それは感覚的に残っている。つまり、情報取得のためだけに話を聞いていることが良くあった。それは最後の方ではあからさまになり、彼はほぼ公然とCIAのために働いていた。

 

 ただ、CIAアセットであることを表に出したのは最後の一年ほどだけであり、それまでの工作で特筆すべき事は、彼は僕をインサイダーに嵌めようとしていた。

 

 彼からメールが送られてきた。そこには、ある会社名が書かれてあり、それを買うと儲かると書かれてあった。テクニカルに言うと、この情報だけで取引をしても違法にはならないだろう。しかし、これを続けるとインサイダーや相場操縦の共犯になる恐れがある。いずれにせよ、僕は最初の時点で断った。それは、その先に犯罪があるのが見えたからである。

http://ameblo.jp/multifractal/entry-12247191715.html

 

 当時の金融業界にはこういう形で違法な情報をやり取りしている人たちが多数いた。たぶん、今でもそういう行為をする人たちはいるだろう。

 

 2013年までにおいて、僕が知っているのはここまでである。中村氏はCIAアセットとして、もっと違う工作に関わっていたはずであるが、僕が知っている範囲では、彼は僕の監視要員として送り込まれていた。それ以上のことは分からないが、それ以上のことをやっているのは間違いない。