鳩山政権成立には漆間巌が絡んでおり、それは公安と左翼過激派の共同政治工作があったことを意味している。そして、そこには電波工作が深く利用されている。

 

 前にも書いたとおりだが、漆間がいなくてもあの流れの中では民主党政権ができた可能性は十分にある。それは半面において彼らが永遠と電波操作を通じた工作を行ってきたからであるが、もう半面において自民党が政権運営に支障を来していたからでもある。

 

 ただし、鳩山政権ができたのは小沢一郎が追い落とされたからであり、それを実行したのは当時官房副長官だった漆間巌である。それは周知の通りである。

 

 この点を含めて、政権交代が起こるための政治技術的な案件が3つあり、それは選挙の延期、中川昭一酩酊事件、そして小沢西松事件である。これら全てに漆間巌と公安が関わっている。

 

 麻生首相は自民党総裁選に勝ってすぐに選挙をするつもりであり、それは彼が月刊誌に寄稿した通りである。しかし、実際には2008年10月には選挙が行われず、任期満了の2009年夏まで引き延ばされる。

 

 どうして延期されたのかは分からないが、もし、選挙をしていれば議席は減らしたかも知れないが、政権は維持できただろう。このような選挙情勢の分析を含めて内閣の諜報情報を担当していたのが当時の官房副長官の漆間巌である。

 

 中川昭一は酩酊事件の後に辞任しているが、これは何度も書いたように電波工作の結果である。この事件の後、自民党は決定的に信頼を失ったのを良く覚えている。この工作は公安が絡んでいるものの、彼らが単独でイタリアで工作を行ったとは思っていない。

 

 実は、この直前にも中川昭一は国会で不規則な発語を繰り返しており、それも電波操作の特徴的な症状である。つまり、公安であれば、中川昭一をイタリアで落とす必要はなく、わざわざその場所を選んだのはCIAが絡んでいると考えた方が良い。とは言え、誰がやったにせよ、これらの工作が公安の左翼過激化の結果であることは間違いない。

 

 そして、小沢一郎は西松建設の問題を受けて代表を辞任し、鳩山由起夫が新代表になり、支持率を回復した民主党が衆議院選挙を勝ち、彼がそのまま内閣総理大臣になる。前半の工作が自民党を追い落とすためにものであるのに対して、最後は鳩山由紀夫を首相にするためだけの工作である。そして、この工作を指揮していたのも漆間巌である。

 

 彼らは鳩山由紀夫を選好しており、それは彼らのマルキスト的革命にとって小沢一郎が保守過ぎたのだろう。

 

 これは民主主義内で起きた革命ではない。確かに、表面上は選挙による政権交代であるが、実際には電波操作を用いた政治工作であり、多くの人を殺し、社会に対する情報操作を行った結果として政権を奪取した。

 

 それは暴力的な革命であり、そこに電波操作が使用されたために一般国民には何が起こっているか分からなかっただけである。そして、左翼過激化した彼らは依然として政治工作を行っているだけでなく、依然として、多くの人を殺し、多くの人の人生を狂わせている。

 

 実は、このように諜報機関による政治工作によって被害を受けているのは日本だけではない。それぞれの政府はこの事実を公表する必要があり、それぞれの国民に電波工作の危険性を伝えると共に、国民を出来る限りに保護すべきである。