原山進は元奈良県警本部長であり、自分に対する裏工作を指揮していた。

 

 彼が本部長に就任するのは自分がまだ香港で拷問を受けている間だが、その頃は問題があまりにも大きくなり過ぎ、中国が扱いに困っていたので、自分を日本に送り返そうとしていた時期でもある。自分は東京に向かったが、警察は最初から実家のある奈良で自分を仕留めることを考えており、その指揮を執らせるために彼を本部長として送り込んだ。

 

 この人事を行った警察庁長官は片桐裕である。

 

 最終的に、自分は彼らの誘導通りに2012年5月に奈良に帰る。あまりにも工作が続き、彼らが捜査と称するものの終わりが見えないので、全てが終わるまで実家で大人しくしていようと考えたからである。

 

 ただし、これら全ての行動と思考の過程で電波操作が利用されている。だからこそ、彼らはこのような人事を含む工作準備を順調に整えられた。

 

 とは言え、原山進が電波工作を知っていたかどうかは自分には断言できない。当時の奈良で行われた工作は電波操作とそれ以外の裏工作が完全に分離されており、裏工作は露見する形で行われていたものの電波工作は依然として秘匿されていた。

 

 彼は間違いなく裏工作を指揮しており、自分が県警に出向き、直接的に彼に抗議しようと思ったが、彼は居留守を使い、実際には自分が受付で彼との面会を何とか設定しようとしているのを後ろから見ていた。

 

その前日に自分は盗聴器に向かって、奈良県警本部に行くことを伝えており、このことが意味しているのは、彼が裏工作の現場指揮官であったという事実である。

 

 そして、ここで使われている盗聴器は警察が仕込んだものであることと、ガスライティングや脅迫も警察が行っていることと、偽防犯情報を使って近隣の住民を動員したことも、頻繁に家の中に虫を入れ続けたことも、全て彼が指揮した裏工作の結果であった。

 

 これは事実であり、彼は申し開きのしようがない。

 

 ただし、彼には説明しなければならないことがある。彼は現場指揮官ではあるものの、そもそも自分に対する工作を指揮するために奈良県警の本部長に送り込まれている。それは片桐裕の人事であるものの、彼に裏工作を指揮するように命じた人間は他にもいるはずである。彼は裏工作ラインの準キャリア警官としてこの点を明らかにする必要がある。

 

 次に、彼は電波工作を知っていたかどうかを明確にする必要がある。犯罪行為を含む裏工作を指揮していたのは事実であり、また、電波工作は公安の裏工作の一種であるため、彼が実情を知っていてもおかしくない。彼は電波工作を行ったことがあるのか、あるいは、電波工作をいつ知ったのか明らかにする必要がある。