警察庁長官銃撃事件の隠蔽工作にはもう1つ重要な要素があり、それは電波技術が使用されたことである。平田信の逃亡中にも電波工作が利用されており、だからこそ、自分は一緒に働くことになったが、それだけでなく、銃撃をしたかもしれないと自供した小杉敏行巡査長の供述自体が電波工作で作られている。

 

 それはゼロと呼ばれる公安の裏工作組織の中に電波工作を行う職員が存在しているからであり、だからこそ、何十年間も秘匿した形で公安は工作を行えた。

 

 問題は、石川正一郎が今でもこの工作に関わっていることである。自分はその確信があり、実際に彼の影響下にある工作を今でも自分は受けている。

 

 ここにこの裏工作チームの問題が現われている。元々、この組織は公安の一般的な指揮命令系統から独立し、公安の裏工作ラインにいるキャリア官僚によって支配されている。それは、彼らが直接的にこの公安のラインの業務に就いていなくても工作を行えるということであり、また、引退した後でも工作を行えるという意味である。

 

 しかも、石川正一郎は内閣審議官である。彼は単にそのラインの中の有力な警察官僚というだけでなく、内閣の権威を使って工作に影響を及ぼせるポジションにある。それだけでなく、彼は拉致担当であるため、北朝鮮の工作員に直接的に情報を伝えられるポジションにあり、彼らの協力を求めることすらできる。

 

 実際に、自分の周りには依然として北朝鮮工作員の影があり、それは石川正一郎という枠組みにおいては当然起こり得ることである。

 

 これはこれとして、自分にとって大きな問題であるが、本質的な問題は、依然として彼を含めた裏工作ラインが大規模な対社会工作が行っていることである。実際に、人が死ぬような工作が公安の関連の中で行われており、その中には電波技術を利用したものもある。

 

 もちろん、このような工作にはCIAや北朝鮮を含めて、他国の工作員やアセットも絡んでおり、公安だけが工作を行っているのではない。しかし、いずれにせよ、石川正一郎はそれらの工作に深く結びついている。

 

 にも関わらず、石川正一郎が内閣拉致対策本部事務局長の内閣審議官というのは日本にとって危険すぎ、また大きく間違っている。そもそも、彼は日本のために働いたことすらほぼない。

 

少なくとも、自分の知っている限りにおいて、彼は自分自身の地位のためか、あるいは上司の命令に従って工作を行ってきた。それが前提であると日本のことを考える余裕はなく、彼が口でどんなに美辞麗句を述べても、彼が行ってきた工作は彼が売国奴であることを物語っている。