公安とCIAは諜報機関として協力関係にある。それは事実であり、隠された話ではない。公安はCIAから重要なテロ情報等を貰っており、それだけでなく、技術供与も受けている。その最たるものが電波工作技術である。

 

 とは言え、公安がCIAと取引できる材料は限られている。彼らは警察の一組織であり、国外にスパイ網を持っておらず、また、そのような組織を持つ必要すらない。彼らが情報としてCIAに渡せるのはほぼ国内で得られる情報だけであり、それでは取引材料としては限られてしまう。そういう経緯もあって、公安はCIAの日本国内の工作にかなりのフリーハンドを与えている。

 

 つまり、何らかの工作が行われ、それが明らかに犯罪行為に該当する場合でも、明らかに違法行為が露見しない限りは公安がCIAの犯罪自体の痕跡を隠す。だから、CIAは日本国内で自由に工作が行える。そのCIAの工作員の中には日本人アセットも含まれており、彼らも比較的自由に日本国内で工作が実行できる。

 

 また、このCIAアセットは公安の中にもいる。諜報機関のアセットは本来的には他国の政府で働いている人間である。今ではそのアセットの対象が民間に拡大しているが、根本的には大きな変化はなく、官僚や政治家が常に諜報機関の工作対象になる。それは対人工作という意味であり、対社会工作という意味でもある。

 

 公安警官も公務員であり、その中の公安畑のキャリア官僚はアセット化の最重要ターゲットの1つであることは間違いない。特に、彼らの一部は海外で一等書記官として勤務し、それは2年ほどかも知れないが、それだけの時間があれば十分にアセット化工作が行える。

 

 日本の場合、警察幹部になるのはキャリア官僚だけであり、彼らの経歴は基本的に公表されており、工作対象者として簡単に把握できる。自分のように生まれてからずっと監視対象になっていなくても、CIAのスクリーニングに引っかかれば、いつでも監視対象になり、警察キャリアの一部は長期に監視されているだろう。

 

 そして、実際に公安畑のキャリア官僚の中にはCIAのアセットがいる。自分はCIAのアセット多数知っており、その中には警官はいないが、それは警官の友達がいないからであって、警官でも普通にCIAのアセットになる。

 

 特に電波工作は強力な手法であり、この電波操作の技術は1980年代までには確立されている。自分のように思想性が強い人間でなければもっと簡単にアセットに落とせ、それは公安畑のキャリア官僚であれば簡単に落ちるという意味である。

 

彼らには本来的にCIAアセットになるメリットがある。彼らがアセットになれば、選択的にCIAから重要情報を教えて貰えるようになり、公安内部で出世しやすくなる。つまり、公安畑のキャリアはアセット化工作の対象になりやすいだけでなく、工作に落ち易い存在でもある。

 

 それでも、公安とCIAは別組織であり、異なった行動原理に基づいて、あるいは異なった支配構造の中で意志決定を行っている。その意思の齟齬の現れが自分が東京にいた時の工作だと思う。自分を殺そうとする人たちがいる一方で、それを止めようとする人たちがいた。それだけでなく、自分の周りには多くのスパイが監視のために配置されていた。

 

 

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