自分は北朝鮮の工作対象になっている。自分の気付いている限りでも10人近くが北朝鮮の自分に対する工作に関わっている。その中の半分くらいは素性も分かっているが、問題が問題なので人物の詳細については書かない。自分の理解では必ずしも全ての人が自ら進んで北朝鮮の工作を引き受けたのではないと思っている。

 

 ここではその中でも手が腫れた話について書いておく。それは2011年のゴールデンウィークに起こった話である。当時は休暇がてらに西安に行った。純粋にいろんな古いものが見たくて、数日間、いろんな観光地を回っていた。

 

 自分の手が腫れたのは西安に着いた当日であった。夜になって急に手が痛み、大きくなりだした。左手だったと思うが、全体的に倍ほどの太さにまで腫れ上がった。今までにそんな経験をしたことがなく、何が起こっているのかすら分からなかった。とにかく、指の太さからして尋常ではなく、大きな問題が起こっているのはすぐに分かった。

 

 当時の自分は何かにあたったと思っていた。苦しみの中で自分の食べたものを思い返していたが、思い当たる節は全くなく、それでも何らか悪いものを食べたんだろうと思っていた。

 

 しかし、その年末にはスパイのオペレーションが明らかになり、自分は何とか暗殺からは逃れたものの、拷問をずっと受け続ける状態になった。その時点で既に手が腫れた理由は毒物を入れられたからだと確信を持った。

 

 この工作はずっと中国がやったと思っていた。自分の行動を思い返しても、ご飯を食べた時に毒物を入れられたとしか思えなかったからである。

 

 かなり時間が経ってから、もう一度、その時に起きたことを整理していると、その日、自分に接触した人たちがいた。それは隣の部屋に泊まる予定になっていた人たちであった。自分が部屋に戻ると日本語を喋る夫婦がドアの前におり、部屋の鍵が壊れて中に入れないと言っていた。そこで、自分の部屋にある電話を貸して欲しいと言った。

 

 ところが、彼らはホテルの人と会話ができなかったため、自分が彼らに変わって中国語と英語で問題を伝えて、何とか鍵の問題が解決されることになった。実はその時に何かがセットアップされた可能性の方が高い。

 

 その可能性には2つあり、1つはペットボトルに何かを入れられたことである。夫婦は別々に動いていたため、自分がベッドサイドの電話で話している間は、もう1人はリビング側におり、自分の目が届かない状態になっていた。

 

 もう1つの可能性は受話器に何かを塗ったかである。確かに、彼らが喋ったすぐ後に自分が喋るようになっており、そこでも自分に毒物を入れられるかも知れない。

 

 食べ物に毒物を入れられた可能性を含めて、自分にはどのケースが尤もらしいかは分からない。ただし、毒物に詳しい人であれば、それが何の毒でどのように自分の体内に入ったか分かるかも知れない。

 

 そして、この夫婦は日本人でない可能性があり、北朝鮮のスパイの可能性がある。一般的に、公安と公安調査庁は老夫婦のスパイカバーをやらないと言われている。一方で、北朝鮮は一般的にこの老夫婦の日本人カバーを頻繁に行うと言われている。

 

自分は彼らが北朝鮮のスパイだと疑っているが、その証拠はない。ただし、中国警察内の敵偵処が自ら工作を行うのであれば、こんな複雑なことをする必要がない。彼らは間違いなく工作に関わっているが、ここにいた日本語を喋る夫婦は日本が用意したか北朝鮮が用意したかのいずれかの可能性が高い。

 

この真偽を知っている人に辿る方法があり、仮に彼らが北朝鮮のスパイであった場合でも自分の居場所の情報は公安経由で流れている。いくら彼らの諜報能力が高いと言っても、直接的に自分の情報にはアクセスできないため、日本の公安が助けないとこのような結末にはならない。少なくとも、当時のスパイオペレーションの中に北朝鮮のスパイも組み込まれている。

 

この事実にも重大な意味がある。この服毒案件と前後する時期に北朝鮮は自分を拐かそうとしており、その際の自分の情報も間違いなく公安から流れている。つまり、日本の公安は北朝鮮による拉致を幇助していた。その同じ彼らが北朝鮮に拉致された被害者救出の先頭に立っているが、彼らの主たる目標は拉致被害者奪還とは別の所にある。そうでなければ、拐かしを誘導したり黙認したりはしない。

 

 

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