これらの長官銃撃事件の隠蔽工作を行ったのは公安内の一部ラインである。警察庁長官は銃撃の2ヶ月後、1995年6月15日に復帰するため、警察全体でこの隠蔽工作は行えない。と言うのも、警察の組織上、警察庁長官は全ての捜査を指揮できる立場にあり、彼は危篤にまで陥った自らに対する銃撃事件を隠蔽する必要が全くないからである。

 

 つまり、公安内の一部ラインが北朝鮮を保護するために、独断で隠蔽工作を行った。このラインは同時に電波操作を利用している。それはオウム信者の警官をトワイライトラーニングで洗脳し、銃撃の自供をさせたところから始まっている。

 

 それだけでなく、首謀者と目されていたオウム逃亡犯の逃亡幇助にも電波工作が利用されている。正確に言うと、事件が時効を迎えるまで彼が出頭しないようにも電波操作は利用されている。彼が出頭してしまうと公安が作り上げた銃撃事件の虚構が崩壊し、真犯人を捜す捜査が始まり、北朝鮮の関与が散々に調べられるからである。

 

 この同じラインが自分をこの工作の中に嵌めた。彼らの一義的目的はオウム逃亡犯を逃がし続け、時効を迎えるまでこの捜査が北朝鮮に及ばないようにすることであり、その逃亡幇助を利用して自分が彼の逃亡に関わっているように見える工作を行った。

 

 こうすることで、何らかの問題が起こった時に自分をその仲間だと虚偽の情報を流し、自分を永遠と工作対象者にしようと考えていた。当初の自分を逃亡関係者だと思わせる工作にも電波が利用されており、その頃には自分に対する電波工作とそれ以外の物理的工作が存在した。

 

 彼らはオウム逃亡犯を利用して自分を嵌めているが、それは同時に、彼らが左翼過激派と極めて近しい関係にあることを意味している。自分の理解ではこの長官銃撃事件の隠蔽工作を始めたのは左翼過激派ではない。ただし、この公安の裏工作ラインはこの頃から左翼過激派シンパに主導権を握られるようになる。

 

 つまり、彼らのボスは左翼過激派シンパではないが、その部下には学生時代に左翼思想に触れた何人かのキャリアがおり、彼らがこの頃から公安の裏工作チームの実体的な主導権を握るようになる。

 

自分は左翼過激派にも落とされず、無害化工作も知らずのうちに切り抜けていたが、その工作を行っていた左翼過激派シンパの警察官僚が今度はオウム逃亡犯を使って自分を嵌めようとしていた。だからこそ、公安内部の裏工作チームがこの頃から左翼過激派シンパに完全に支配されつつあったことが把握できる。

 

 彼らは最終的に政治化し過激化するため、本質的には警察官僚でありつつも左翼過激派自体になるが、いずれにせよ、この左翼過激派シンパのキャリア官僚はアセットとして雇っている左翼過激派メンバーに対してシンパシーを持っている。だからこそ、裏工作の一部が以前以上に左翼過激派に下請けされることになる。

 

 それらの工作の中に左翼過激派の後継者を作るというものがある。左翼過激派シンパではない公安キャリアにとっても敵である左翼過激派は必要であり、その存在が続く限りにおいて公安は人員と予算を維持できる。一方で、左翼過激派シンパのキャリアにとっては彼らの理想である左翼思想を引き継ぐ人材が必要であり、そのために後継者を作る作業を左翼過激派と共同で行っていた。

 

 だからこそ、自分はよど号犯ハイジャッカーと会っている。そして、彼は北朝鮮から帰国している。つまり、これら全ては偶然ではなく、彼が帰国させられた1985-86年あたりに、北朝鮮と警察の間で何かのディールがあったことを意味している。それは裏工作ラインを中心に行われているが、今度はそのラインが左翼過激化するにあたって、そのハイジャッカーを利用して左翼過激活動の後継者を作ろうとしていた。

 

 自分はそのターゲットになったが、もちろん落ちるはずがなく、逆に、自分が彼らの秘密に近づく結果になってしまったため、全てが露見するまでに自分を無害化する必要が生じた。その1つの工作がオウム逃亡犯と自分を同じ職場で働かせることであり、このような話の流れの中で自分は嵌められた。

 

 

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