もう少し、北朝鮮関与の話を進める。

 

 北朝鮮人民軍のバッジが遺留品として犯罪現場に残されていたが、そこには答えが2通りしかなく、北朝鮮が公安関係者にメッセージを送るためにわざとバッジを残したか、北朝鮮が関与したと見せ掛けるためにわざとバッジを置いたかのどちらからである。事実はこの2つのいずれかしかでない。

 

 この結果として、警察は北朝鮮の関与を必ず調べることになるが、もしこれがフレーミングであるならば、良く出来ている。仮に北朝鮮が関与しておらず、わざと彼らが関与したと連想させるために北朝鮮人民軍のバッジを置いたのであれば北朝鮮は完全に嵌められている。

 

 しかし実際には、警察は北朝鮮の関与をほとんど調べていない。また、北朝鮮が関与した可能性すら提示しておらず、それは完全におかしい。

 

 もし、北朝鮮が単純に嵌められただけであれば、警察がその関与を調べること自体が警察は嵌められたことになる。しかし、そのバッジが現場の遺留品として残っている以上、北朝鮮の関与を調べる以外に選択肢はない。

 

 長官銃撃事件の犯人は見つからず、捜査が長期したのだから、予断を持たず多くの可能性を考慮すべきであり、北朝鮮の関与はもっと真剣に調べられるべきものである。それでも警察が北朝鮮の関与を調べなかったのは最初から調べる気がなかったから以外の理由はない。この事件は公安が担当しており、彼らが何らかの理由で北朝鮮の関与を無視した。

 

 そして、彼らが調べなかった理由の答えも1つしかない。それは北朝鮮の関与を知っていたからである。誰が銃撃事件を行ったか特定できていない以上、全ての可能性はオープンのはずであり、公安はもっと北朝鮮の関与を疑っていたはずである。それが起こらなかったのは誰が撃ったかを知っていたからであり、北朝鮮が撃ったことを知っていた。

 

 一般的には、公安はオウムが関与したと信じていたために、オウムに対する見込み捜査だけに終始したとなっているが、彼らが名指しした逃亡犯は事件に関わっておらず、実際にはその逃亡は公安によって幇助されていた。それはこの銃撃事件の真実を隠蔽し、時効が来るまでこの事件はオウムが起こしたと思わせるためである。

 

 当時の状況を考えるとオウムは多くの犯罪とテロを行っており、ほぼ同時期に起きたこの銃撃事件がオウムによるものだと言えば尤もらしく聞こえた。それだけでなく、オウム信者の警官を洗脳し犯罪を告白させ、その指揮官と名指しした人間の逃亡幇助まで公安が行っていた。

 

 つまり、公安はこの銃撃事件に関しては最初からオウムがやっていないのを知っていた。そうなると公安は違う可能性を追及せざるを終えないはずであり、その最たるものが北朝鮮である。それでも彼らが北朝鮮を調べなかったのは、北朝鮮が実行したのを知っていたからしかない。

 

 公安の工作に多くの人が騙されたのは、彼らがオウム逃亡犯を用意したのを知らなかったからである。ただし、逃亡幇助が事実である以上、公安は最初から北朝鮮の関与を隠蔽するために全てを仕込んだ以外の事実は存在しない。

 

 

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