警察はオウムが國松長官銃撃事件を引き起こしたと主張し、その銃撃を指揮した幹部としてその逃亡犯を暗に提示していたが、彼は自分はやっていないと言っているらしい。

 

 実際に、彼は警察に自ら出頭しており、全ての犯罪関連の事実を語っているので、警察は銃撃事件に関しても既に取調を終わらせているはずであり、その真偽も分かっているはずである。しかし、彼が出頭した時点ではその真偽がどうかは重要でなくなっていた。

 

と言うのも、殺人未遂事件の時効は15年になっており、2010年にその捜査が終結しているからである。彼が出頭したのは2011年であり、警察は取調の中でその話もしたはずであるが、その時点では正式な捜査ができる犯罪ではなくなっていた。

 

彼が本来的に警察に出頭する意志があったのであれば、もっと早く出頭することも考えているはずだが、彼が出頭しなかったのは長官銃撃事件の犯人に仕立て上げられると考えていたかららしい。

 

 つまり、もっと早くに警察に行って全てを終わらせたかったものの、警察に行くとやってもいない犯罪の首謀者にされるために、2010年の時効が来るまでずっと隠れて暮していた。

 

 個人的な感想を言うと、たぶん嘘はついていないと思う。自分の知っている限りでは、彼はそのような嘘をつくタイプの人間ではない。素性が露見する可能性がある経歴に関わるようなことを彼に聞くと良くはぐらかされていたのは覚えているが、根本的にはそれほど嘘をつける人間ではない。

 

 それに、わざわざ警察に出頭している状態で、時効を迎えて罪にならない過去の事件に対して今更嘘をつく理由すらない。だから彼の主張はほぼ彼の中の真実に近く、彼は長官銃撃事件には関わっておらず、その首謀者にされるのを恐れて逃亡し、その時効を迎えしばらくしてから出頭したと言うことである。

 

 問題はどうしてそうなったかである。彼は時効後に出頭したため、長官銃撃事件に関しては正式な捜査が行われないが、本当は最初から長官銃撃事件の正式な捜査を行わないために、彼の出頭が時効を迎えた後に操作されている。

 

 結局、彼も自分もずっと公安の監視を受け、彼らの電波操作をずっと受けており、だからこそ同じところで働いていた。それは1990年代後半の話であり、彼もその頃以降はずっと電波操作を受ける対象になっている。そのような環境下にいるため、公安が出頭のタイミングを設定するのは簡単である。

 

 逆に言うと、彼が逃げている限りはこの捜査を担当している公安はオウムが長官銃撃を行った主張できる状態にあり、一方で彼が出頭して無罪が証明されると真犯人を追及する必要に迫られる。つまり、事件の真実を隠すためには彼が逃亡し続ける必要があり、そのために、公安はオウム逃亡犯を作り上げた。

 

 

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