自分につきまとうのは探偵だけではなく、警察も同じだった。最近はほとんど見なくなったが、1年以上は毎日パトカーに出くわした。どんなに短い距離しか移動しなくても、自分が外に出る度にパトカーがいた。

 

 それは捜査というものではなく、単なる脅しであった。自分は工作対象者で監視対象者であるため、警察に見張られているのは分かっているが、ここに来るまではパトカーに追い回されることは稀であった。

 

 北海道にいる頃は、毎日、車で長距離を移動していたので、何度もパトカーは見たが、それでもこれほど頻繁に見ることはなかった。そもそも、自分に対する工作は裏工作として行われており、それが表の捜査と分離されていた。その上で、電波操作は更に分離された状態にあった。

 

しかし、パトカーを動員すると、そのローカルの警察組織全体に何らかの工作が行われているという噂が広まり、それに情報がもっと付け加わるため、多くの警官は何が起こっているかを知ることになる。

 

 そのため、当初は公安や警備を中心に裏工作を行っており、自分の捜査に対しては一部の刑事が動員されるという状態であった。この動員対象がどんどん拡がって行き、この地域に来た時点では、もっと多くの警官があからさまに動員されるようになった。

 

 そのようにあまりにも多くの警官を動員し出すと、それは捜査でも内偵でも監視でもなく、単なる嫌がらせや脅しになる。それだけでなく、自分は同時に電波操作で感情がおかしくなっていたために、耐えられなくなって何度かパトカーに向かって叫んでいた。

 

そういう状態だとパトカーに乗っていても、自分が叫んでいるのは気付いているはずだが、彼らがそれで自分を呼び止めることはなかった。つまり、彼らは自分が誰であるかと、どうしてそこをパトカーで走らされているかも知っていた。

 

 もっと明らかなケースでは、彼らに直接不満を表現するために自転車でパトカーの前を横切ってその前で止まり、不満をぶつけようと思ったが、彼らは自分を呼び止めなかった。そのような場合、彼らはそこを走るように指示されており、かつ、自分がそこにいることも理解できるほど、このローカルの警察では自分の存在と自分に対する拷問が知れ渡っている。そのために一般的には職務質問するような場合でも、自分は何もされることはなかった。

 

逆に言うと、それは警察が組織ぐるみで圧迫している証左でもあり、また、個別の警官は自分たちの行為が正しいと思っていないことが現われている。

 

 

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