その頃から常に電波操作されるようになり、体や感情が操作されるだけでなく、頭の中へ常に外部の言葉が直接的に入ってきた。それは部屋にいても、車を運転していても、どこにいても変わらず、常に誰かと会話している状態になった。

 

 おそらく、それまでも同じような電波操作をされていたが、自分は言葉が届けられていることには全く気付いていなかった。おかしな現象が起きていることは分かっていたが、それまでは日中に明らかな形で言葉が届けられることはなかったはずである。しかし、この4月以降はあからさまに声が聞こえ、あからさまな電波工作が行われた。

 

 そこにいる工作者のほとんどは日本人だった。外人は時々いる程度で、ほとんどの時間を日本語で会話していた。この工作をするためには、現地語のネイティブスピーカーが確実に必要であり、日本で工作を行うためには日本語がどうしても必要であった。CIAはそのためにも日本人をアセットとして採用する必要があり、おそらく、それを担っていた人たちが自分に対する工作にも参加していた。

 

 基本的に、電波による言語操作は人間の頭を使って行われている。対象者の思考を読み取るのも対象者に思考を送るのも、工作者の脳を媒介として利用する。そのため、CIAであっても多くの日本人をこの工作に利用する必要があり、この工作を日本で担っていた工作員がそれ以外にも多数いるはずである。

 

 この頃は電波を通して多くの人と会話をしていたが、自分の知っている人が少なくとも10人以上はいた。彼らはもっと前から電波工作を知っているはずであり、そのために雇われた人もいるはずである。

 

 その中には自分の味方をする人もいれば、完全に敵対的に接する人たちもいた。そういう人たちと諍いに近い言い争いをしていると、そのうち、この会話が自分に優位に進められることに気付いた。当初は思考が頭に勝手に入ってくるのが恐くて戸惑っていたが、その状況になれてくると自分が相手をやり込められることが分かった。

 

 つまり、電波で頭が繋がっているだけの状態であれば、必ずしも彼らが優位ということはなく、彼らが発言していても自分はそれを自由に制御できた。特に、自分は自白剤を入れられ、全てを話したため最早何も隠し事ができない状態にあり、犯罪はなかったものの隠して置きたいような恥ずかしい思い出も何も恐れるものはなかった。

 

 逆に、多くの電波工作者には犯罪もあれば、倫理的な問題も多数あり、自分が相手の隠していることに迫れば、彼らは隠すことがほとんどできなかった。相手は自白剤が入っていないため簡単に喋るということはないが、そこには喋り方のテクニックがあった。彼らの言葉の端々をうまく拾い続け、その中から自分が勝手に答えを作っていくと、彼らは受け入れるか否定するかのどちらかしかできなかった。間違いなく、自分の方が有利な立場にあった。

 

 特に、この時点では、自分は彼らの多くを識別でき、彼らの過去を知っていることも、会話を優位に進める上で役に立った。結果として彼らを逆に操作し、彼らが隠している犯罪に迫っていった。それは彼らがCIAアセットとして暗殺や拷問を含めて行ってきた行為や、ほぼ犯罪免責が与えられているために自由に行えた犯罪行為についてであった。

 

 

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