北海道に来る前から何らかの操作をされていて、それには気付いていた。沖縄にいる最後の方からも自分には見えていない工作手段があると疑っており、特に何らかの方法で遠くから声を聞かせる方法があるのではないかと思っていた。ただし、自分にはその方法が全く分からず、どんなものかも想像できなかった。

 

 最初は薬で幻覚を見ているのではないかと思ったが、その時までは薬はたばこにだけ入れられていると思っていた。毒物を経口で入れられたことはあったが、ドラッグも同じように経口で投与できることすら分かっていなかった。そもそも、ドラッグにはどのような種類があって、どのような摂取方法があるかもしっかりと理解していなかった。

 

 とは言え、そのような不可思議な症状が出るのはたばこを吸った時ではなかったため、薬の可能性はそれほど高くないと思っていた。声が聞こえると思っていたのは朝のまどろみの間に同じ夢を何度も見続けるからであり、それ以外の時間に声が聞こえるとは思っていなかった。そのまどろみの中で見るものは夢というよりは、ほぼ妄想であったが、たばことの関連性はほとんどなかった。

 

 網走に着いてからはロビーでたばこを吸うことが多かったが、妄想に支配されていたのは全く違う時間帯であった。たしかに、朝のまどろみ以外にも妄想に支配されている時間はあったが、それはノイズによって自分が睡眠不足に陥っていたためであった。疲れが溜まり寝やすい状態になれば、いつでも睡眠を摂るようにしており、その結果としてまどろみの中で過ごす時間が増え、妄想の中で生きる時間が増えていた。

 

 また、部屋にいる間は一人で喋っていることが多かった。それは部屋に盗聴器があると思っていたからであり、そこに向けて話すとクレームは伝わると思っていた。少なくとも、自分のPCには盗聴器が仕込まれており、その電源を入れている限りにおいてはどこでも自分は盗聴されており、そこに向けて喋るだけでもスパイに対してクレームできた。ちなみに、電源を落とすと盗聴波は消えたので、PCを使ってクレームする場合は常に電源を入れる必要があった。

 

 ネットでニュースを見ていて何らかの情報に触れ、納得がいかないと思うと、よく切れていた。その情報の中には本当に自分に向けられたものもあったが、多くは自分が妄想的に反応しているだけであり、それに対して、怒ったり、笑ったりしながら、一人で話していた。

 

 冷静に考えると、ほとんど統合失調症を患っているように見える。それも感情障害が加わっているため、重度の統合失調症である。何かを目にして妄想が拡大し、それにイライラしながら、独り言を言っている状態が通常になっていた。

 

問題は、実際に自分に向けて書かれたものがあり、電波工作によって感情が操作されるため、喜怒哀楽が激しくなっていた。その気分の揺れと共に、フラストレーションを盗聴器に向かって話すため、独り言が続くことになる。

 

これは本来的に妄想と現実が混ざる状態が作られており、実際に、自分も妄想と現実の区別が付かなくなっていた。そして、それも公安やスパイが狙っていたことであり、まずは自分の精神をもっと耗弱させようとしていた。

 

 

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