北海道ではそれ以外にも事故工作があった。南西諸島にいる時は車を運転している時間がそれほどなかったが、ここに移ってきてしばらく経ってからはほぼ毎日何時間も運転するようになった。

 

その中で最も危険だったのは衝突事故の工作である。

 

自分はある交差点で信号待ちをしていた。そのロードサイドは山のように雪が積まれており、何も見える状況ではなかった。そして、その場所は緩やかに左カーブをしていたため、カーブが終わるまで左側の先に何があるか全く見えない状況になっていた。

 

信号が替わり、前の車がそれなりのスピードで発進して行った。その車は工作を行っていた車であり、いろいろ走り方やスピードを変えながら、自分を何かに嵌めようとしていた。その車はその信号で左折し前からいなくなり、自分がそのレーンの先頭になったが、今度はその見えない左カーブの雪の山から、突然、車が飛び出してきた。

 

しかし、偶々、ゆっくり走っていたため、事故を逃れられた。正確に言うと、信号待ちをしていると、後ろの車のドライバーが携帯電話で話し出すのが見えた。その見掛けは探偵であり、かなり悪意のある顔をしていたので、それが自分に対する何らかの工作の電話をしていると思った。

 

信号が変わってすぐは前の車が急に飛び出したので、その速いスピードに合わせたものの、逆に低速で走って、その後ろのドライバーをイライラさせて、その正体を見極めようと思った。彼が自分を尾行しているのであれば、腹が立ってもそのスピードに合わせるしかなく、正体が露見するはずであった。

 

その結果として超低速で走ったため、車が飛び出してきても何の問題もなく避けられた。雪道の場合、このような飛び出しを避けたとしても車が滑って大きな事故になることがあるが、この時は以上のような理由があって何も起こらなかった。

 

その後、後ろにいた探偵の車は追い越して逃げていったが、あまりにも腹が立ったので、彼を追跡すると1キロくらい先のコンビニに入っていった。探偵は必死で切れる表情を作っており、虚勢を張っていた。このように虚勢を張ると襲われる可能性が減るので、彼らは習性として頻繁にそのような態度を取っていた。

 

コンビニの入り口でこれをどうしようか考えていると、その探偵の車だけでなく、飛び出しをした車も来ていることを発見した。そのドライバーは死にそうな顔をしながら車の中にいた。駐車場には来ていたものの、自分が恐くて全く外に出られない状態になっていた。

 

その場所は飛び出したドライバーと探偵の落ち合う場所として設定されているようであり、彼らはプラン通りにそこで集まるしかなかった。結局、この工作は後ろの車の探偵が飛び出すドライバーに信号が変わるタイミングを教え、その左カーブで事故が起こるようにセットしていた。ところが、想定に反して自分が極端にゆっくり走ったため事故が起こらなかった。

 

おそらく、この工作には警察も関わっている。と言うのも、事故が起こる直前まで自分の前を走っていた女性のドライバーが警官に見えたからである。その真偽までは分からないが、警察が関わっていた可能性はその女性ドライバーの真偽以上に高い。いずれにせよ、そのドライバーが走るスピードを調整しながら、彼女が信号の先頭になり、自分が二番目になるように整えた。

 

 

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