自分が与那国に着いた当日に同じ所に泊まっていた老人がいた。元々、彼は何泊も同じ所に泊まる予定だったようであるが、翌日から強引に宿泊をキャンセルし、違う場所に泊まった。

 

一緒になったのは一日だけだったが、その晩はひどく、自分をずっと挑発し、切れさせようとしていた。何の意図かは分からなかったが、感情的になっても仕方がないので、ひたすら切れないように努めていた。その日にいた別の人にどうしてあそこまでされて切れなかったのか聞かれたが、結局、切れたところで問題が解決するわけでもないので、自分の感情と行動を切り離し、そのような嫌がらせはなかったことにしただけであった。

 

彼の行動と自分の当時の状況を組み合わせると、彼も間違いなく意図的にその場所にいたが、おそらく、工作の目的が達成できないとみて、違う場所に移ったと思う。ただし、その目的が何だったのかは正確には分からない。

 

話している内容を思い返してみると、彼の発言は間違いなく左翼だった。かなりの確率で左翼過激派のスパイだと思うが、探偵の可能性も十分にある。ただし、左翼過激派が業務として探偵をしていることもあるので、そこに大きな差はないかも知れない。

 

また、彼は監視するためにそこにいたのではなく、何らかの工作を行うためにそこにいたと思う。それ意外にも、当日は自分の部屋に猫がおり、それが飛び出して逃げる際に自分は引っかかれてしまった。もちろん、誰かがそれをやったが、全体の話の流れを考えると、その彼がやった可能性が最も高い。

 

もし、彼が純粋に監視するためにその場所に送り込まれた場合、場所を突然移ったりしない。それはその決定権が彼にないからである。しかし、彼は実際に場所を移ったため、それは監視以上の意図があったことを意味すると同時に、彼が大きな組織に属していないことを示唆している。

 

探偵や左翼の小さなセルであれば、彼自身も決定できる。逆に言うと、それは彼が警察の監視とは何の関係もなく、そこにいたことを意味している。左翼過激派の中には警察のアセットとして行動しているメンバーもいるが、もし、彼がそのようなアセットの場合はそのような行動は取らない。

 

結果として、彼は警察のアセットではなく、共産党員でもなく、純粋な左翼過激派の可能性が高い。彼の所属がどこかは確定できないが、この老人は間違いなくどこかから情報を得て、この場所に泊まっていた。つまり、自分の宿泊予約の状況を知っていたということであり、それは警察経由の可能性が極めて高い。

 

 そうなると、警察の裏工作の可能性も否定できないが、その場合は彼が途中で工作を放棄した理由が分からない。依然として、彼の目的がどこにあったのかは謎のままである。

 

 

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